自動車保険には様々な割引制度があり、うまく活用することによって高い保険料を安くすることができます。
しかし時代とともに車が進化する中で、流れに合わせて割引の種類も増えたり減ったりしているのです。
そのため「昔はあったけど、今はアノ割引あったっけ?」ということも珍しくありません。
そんな「あるかどうか微妙」という割引の代表格が、「エアバッグ割引」でしょう。
先に結論を述べておくと、エアバッグ割引は「今はない」が正解です。
つまりエアバッグ割引に頼りきりで自分の自動車保険の契約内容をあまり知らないと、実は損しているという場合もあるのです。
とはいえエアバッグ割引に代わる次世代の割引制度もありますから、お得になることも可能になります。
そこで今回は元自動車保険営業マンである筆者が、自動車保険で今までメジャーだったエアバッグ割引について説明するとともに、その他の「似たような割引」についてもご紹介していきましょう。
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自動車保険料は、保険会社によって差が激しいのをご存知ですか?
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そこでオススメなのが「保険スクエアbang!」の自動車保険一括見積りサービスです。
自動車保険一括見積りサービスは、1回ネットで申し込むと、大手を含めた各保険会社からメールでの見積もり結果が瞬時に届く&後日に見積もりのハガキが郵送で届きます。(営業電話などは一切掛かってきません。)
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1.以前はエアバッグ装着車の割引があった
以前はどこの保険会社でも「エアバッグ割引」によって、数パーセント程度の割引が適用されていました。
その理由は単純で、下図のようなイメージをすると分かりやすいでしょう。
このように、保険会社としては「自社が契約者にお金を払うリスクが減れば、割引をしても構わない」ということになります。
とはいえ現代において公道を走行している自動車のほとんどは、当然のようにエアバッグを装着しています。
その結果として「エアバッグが装着されているのは当たり前であるため、割引の条件にならない」と判断したのです。
またABS割引といって、ブレーキ装置の割引についても同様に理由からなくなってしまいました。
実際に老舗の超大手保険会社である
の3社の公式ホームページを隅々まで調べても、エアバッグ割引に関する条項は一切出てきませんでした。
しかし一方的に「割引がなくなった」と言われても納得できませんよね。
そこで次章では、エアバッグ割引に代わる「似たような割引」について紹介していきましょう。
2.自動車保険にはエアバッグ割引と似た割引制度5つ
これまでの割引がなくなったからと言っても、冒頭でも述べているように車は進化し続けており、時代に合わせて「エアバッグ割引の代わり」が出てきています。
下図をご覧ください。
新しくエアバッグ割引の代わりとなるものは、上図の5つになります。
もちろん保険会社によっては内容が異なる場合もありますが、一般的な内容を以下に分けて紹介していきましょう。
1.エコカー割引
エコカー割引とは
- ハイブリッドカー
- 電気自動車
- 天然ガス車(CNG車)
に付与される割引制度です。
エコカーであることで事故防止につながるわけではないのですが、乗車する多くの人が「省燃費走行」を心掛けるため、結果的に保険会社からすると「事故リスクが低い」と判断できます。
その結果、多くの保険会社で3%前後の保険料割引が適用されています。
2.ゴールド免許割引
ゴールド免許割引は昔からある割引制度で、割引率が非常に高いため有名です。
割引率はなんと10%前後と、非常にお得感があります。
https://carchsichiba.jp/%E8%BB%8A%E4%BF%9D%E9%99%BA%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E5%85%8D%E8%A8%B1/
理由は明白ですが、一応説明しておきましょう。
ゴールド免許を取得するには、運転免許証の取得・更新から5年間無事故無違反である必要があります。
厳密に言うと「警察にお世話になって減点されない期間が5年」ということになりますが、おおむね意味はあっているといえるでしょう。
またこのようなドライバーは交通法規を守って安全運転をしていると判断され、その結果として「事故をする確率が低い」といえることから、割引が適用されます。
さらにゴールド免許割引は「契約時点での免許証の色」で判断されるため、たとえ免許証の更新のタイミングであったとしても、更新前に自動車保険の契約をしてしまえば適用されるのです。
もちろんすべての方が該当するわけではありませんが、事故率の低下という意味では非常にお得な保険料割引といえるでしょう。
https://carchsichiba.jp/%E8%BB%8A%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%9B%B4%E6%96%B0%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/
3.新車割引
新車割引はここ最近メジャーになりつつある保険料割引の制度です。
割引率は年式やノンフリート等級によってまちまちですが、おおむね5~20%程度を、
- 対人賠償
- 対物賠償
- 人身傷害
- 車両保険
といった種類ごとに割引がされます。
その理由は「新車の内は大切に乗る人が非常に多いため、事故率が極めて低い」と判断されているからです。
あなた自身も新車の内はちょっとしたカーブでもきちんと内輪差を確認するでしょうし、バック駐車の際にも最新の注意を払うでしょう。
その傾向が特に強い新車時であれば、割引が適用されると思ってください。
4.ASV割引
ASVとは自動車業界の専門用語ですが、簡単に説明すると「先進の安全装置」のことを指しています。
ただし自動車保険の場合には、基本的に「自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)装着の有無」によって判断されている場合が多いです。
エアバッグやABS装置が出てきたころの割引と同じく、この割引は自動車そのものの進化によって得られるものになります。
そのため今後の車の進化に伴い廃止される可能性もありますが、今はまだ適用期間中ですので忘れずに申告することが重要です。
また割引率に関しては、ゴールド免許割引と同じく「おおむね10%前後」となりますので、申告を忘れると大損をすることになります。
5.安全運転割引
安全運転割引とはその名の通り、安全運転をする人に付与される保険料割引のことを指しています。
とはいえ自ら「私は安全運転をするので、割引をしてください」ということはできません。
というのもこの割引はまだ新しく、保険会社が提供しているアプリなどによって、GPSや振動センサーなどを使った「運転診断」をし、その結果に基づいて割引率の決定をするものです。
そのため保険会社によって割引率はまちまちで、さらに採点方法も異なる場合が多いため「やらないより、利用したほうがマシ」程度に考えておくことをオススメします。
運転診断アプリなど、自動車保険のアプリに関しては下記のリンクに紹介していますから、もっと知りたい場合はぜひご覧くださいね。
以上が自動車保険の割引に関する紹介でしたが、読み進めるうちに「割引をできる限り多く適用できる保険会社が良さそうだ」と思ったでしょう。
しかしそれは決して正しい判断とはいえません。
なぜなら保険料割引が適用されていようとなかろうと、最終的な保険料のみで比較しなければ本当にお得になっているのかわからないからです。
そこで次章では、本当にお得な自動車保険の探し方について紹介していきましょう。
3.「割引」に目を向けるのではなく「保険料そのもの」に目を向けるべき
実は本当にお得な自動車保険を探す方法は、はっきり言って「超簡単」といえます。
なぜならあなた自身が必要とする補償内容や条件を統一して、何社もの保険会社で自動車保険見積もりを作成し、比較するだけで結果が分かるからです。
そのため筆者としては、割引にばかり目を向けるのではなく、最終的な保険料に目を向けて比較することをオススメしています。
とはいえ実際に複数社の保険見積もりを自力で作成し、さらに比較していくことは正直なところ「面倒くさい」というのが本音ですよね。
そこでオススメなのが「自動車保険一括見積もり」というサービスです。
このサービスは一度の入力をするだけで、確実にお得な自動車保険を探し出すことができるのです。
下記に詳細な説明をしていきますから、ぜひご覧になって利用してくださいね。
自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか
自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。
そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。
また申込方法に関しても非常に簡単で、
- あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
- あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
- あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)
を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。
つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。
とはいえまだ不安がありますよね。
その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。
そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。
安心して利用することはできる
先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。
なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。
また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。
そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。
また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。
というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。
仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。
以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。
そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。
意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!
【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ
ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?
正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。
自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、
- 運営会社が大きい
- 長期に渡ってサービスが継続している
- 多くの保険会社が加盟している
のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。
そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。
実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。
第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」
- 最大19社から見積もりが取れる
- 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
- 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」
- 最大20社から見積もりが取れる
- 利用者累計900万人
- 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
- gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
- SBIホールディングス(東証一部)が運営
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」
- 最大18社から見積もりが取れる
- 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
- 東証一部上場
- 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表
また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。
確認項目 | インズウェブ | 保険スクエアBang! | 価格.com | |
---|---|---|---|---|
上場 | 上場(SBIホールディングス) | 非上場(ウェブクルー) | 上場 | |
サービス開始 | 2000年 | 1998年 | 不明 | |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
一括見積入力時間 | 5分 | 5分 | 5分 | |
保険会社 | オリコン満足度ランキング | 最大20社 | 最大19社 | 最大18社 |
イーデザイン損保 | 1位 | 〇 | 〇 | 〇 |
セゾン自動車火災 | 2位 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソニー損保 | 3位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チューリッヒ | 4位 | 〇 | 〇 | 〇 |
アクサダイレクト | 5位 | 〇 | 〇 | 〇 |
AIU保険 | 6位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井ダイレクト損保 | 7位 | 〇 | 〇 | 〇 |
富士火災海上 | 8位 | 〇 | 〇 | 〇 |
SBI損保 | 9位 | 〇 | 〇 | 〇 |
日新火災海上 | 10位 | 〇 | 〇 | |
東京海上日動火災 | 11位 | 〇 | 〇 | 〇 |
損保ジャパン日本興亜 | 12位 | 〇 | 〇 | 〇 |
朝日火災海上 | 13位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井住友海上火災 | 14位 | 〇 | 〇 | 〇 |
そんぽ24 | 15位 | 〇 | 〇 | 〇 |
共栄火災海上 | 16位 | 〇 | 〇 | |
あいおいニッセイ同和 | 17位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チャブ保険 | 〇 | 〇 | ||
セコム損保 | 〇 | 〇 | ||
ゼネラリ | 〇 | 〇 | ||
全労済 | 〇 | 〇 |
※2024年11月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。
この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。
正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。
そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
4.まとめ
以上、自動車保険とエアバッグ割引に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- エアバッグ割引やABS割引は現代の自動車保険では基本的になく、車の進化とともに割引の種類も増減している
- エアバッグ割引はなくなったものの、新たに5つの割引で代用できる
- 本当に重要なのは割引の種類や率ではなく、最終的な保険料
- 最もお得な自動車保険を探すなら「自動車保険一括見積もり」というサービスを利用すべし
【裏技】愛車を10円以上高く売る方法
車の乗り換え等で売却を考えている時、そのままディーラーに下取りしていませんか?
答えがYESな人は30秒時間をください。
10万円以上得するかもしれません!
ディーラーよりも高く売る方法・・・それは「カーセンサー」を使うことです。
カーセンサーを使うと、最大10社の査定額を比較できます。
各社が買取額を競ってくれるため高く売れるわけです。
もちろん、希望の売却額に届かなければ売らなくてもOK!