自動車保険

JAF加入はするな!JAFでできる8つのことは自動車保険で「無料対応」ができる

JAF
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

JAFという、車のレスキュー=ロードサービスを提供している団体をご存知ですか?

年末年始やGW休みの際などにテレビで「帰省ラッシュ中の車トラブル対応」などの特集が組まれることもあるため、一度くらいは見たことがあり、何となくイメージできますよね。

しかし実際のところ、本当に加入すべきなのか、それとも別途費用を払った方が良いのか、迷ってしまうこともしばしば。

とはいえ先に結論を述べておくと、実はJAFのロードサービスはすべて「自動車保険で無料でまかなうことが可能」というものばかりですから、特別加入する必要が無いのも事実です。

ただし、一部の人にとっては加入しておいた方がお得なケースもありますし、一概に言えないのも事実。

そこで今回は、元自動車保険営業マンとして保険代理店に勤務していた筆者が、自動車保険のロードサービスとJAFのロードサービスを徹底比較した上で、JAFが必要ない理由を説明していきましょう。

JAFはきちんと考えた上で加入しなければ、まったくお得ではないということがきちんと理解できますよ!

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1.JAFとは何か

JAFJAF

JAFという団体は、正式名称を「一般財団法人日本自動車連盟」といい、自動車の総合的な「レスキュー」の役割を担っている団体です。

そのため

  • 事故にあった
  • 車が故障した

といった場合に役立つサービスを提供しており、加入している会員には無料、非会員には基本的に有料で応急処置などをしてくれます。

日本国内では一般に車の運転をしている人のほとんどが「車の素人」ですから、万が一何かあった場合に正しい処置をすることができませんよね。

つまり車の運転する人すべてが助かるといっても過言ではないサービスを提供している団体だと思ってください。

あなた自身もここまでの簡単な説明はご存じだったかもしれませんね。

しかしこの事実を知っているからこそ、加入の検討をしてしまうはず。

そこで次章では、もう少し踏み込んで「JAFでできること」について説明していきましょう。

2.JAFでできること8つとそれぞれの料金

JAFでできる応急処置は、大きく分けて下記の8つになります。

  1. バッテリー上がり
  2. タイヤ交換
  3. パンク応急処置
  4. キーとじ込み
  5. 落輪
  6. 燃料切れ
  7. 故障車けん引
  8. 事故車けん引

そしてそれぞれをさらに細分化すると、下記の一覧表にある作業内容および料金になりますのでご覧ください。

作業する
場所
応急処置の内容参考料金(円)
会員非会員
8~20時20~8時
一般道バッテリー上がり無料12,88014,940
タイヤ1本交換11,02013,080
パンク応急処置12,88014,940
キーとじ込み12,88014,940
落輪(側溝1輪)11,95014,010
落輪(側溝2輪)12,88014,940
燃料切れ8,23010,290
故障者けん引12,88014,940
事故車けん引12,88014,940
高速道バッテリー上がり(SA・PA内)14,94016,990
バッテリー上がり(SA・PA外)21,11024,190
タイヤ1本交換(SA・PA内)13,08015,130
タイヤ1本交換(SA・PA外)19,25022,330
パンク応急処置(SA・PA内)14,94016,990
パンク応急処置(SA・PA外)21,11024,190
キーとじ込み(SA・PA内)14,94016,990
燃料切れ(SA・PA内)10,29012,340

ご覧いただくと会員はすべての作業に関して「無料」ということが分かります。

一方、非会員の人に関しては1~2万円以上取られるケースが多く、「それなら会員になった方が良いのではないだろうか」と思ってしまうのも頷けます。

しかし実際に会員になるのは、やはり冒頭でも述べている通り損であるため、筆者としてはあまりオススメできません。

というのも意外と入会金が高いため、人によっては「毎回お金を払って作業してもらった方がお得」というケースすらあるからです。

そこで次章では、JAFの入会金について説明していきましょう。

3.JAFの入会金は「高すぎる」

JAFの入会金に関して先に結論を述べておきますが、実は「結構高い」というのが本音です。

そこで早速、下記に入会金をまとめておきましたのでご覧ください。

会員の種類入会金(円)年会費(円)
個人会員1年分+自動振替払い1,5004,000
1年分2,0004,000
2年分一括1,5008,000
3年分一括1,00012,000
5年分一括無料20,000
家族会員
・個人会員の家族であればOK
無料2,000
法人会員
・入会金は一法人当たり
・年会費は1台当たり
2,0001法人…2,000
1台当たり…2,000

ご覧いただくと分かる通り、単純計算で年間4,000~5,000円程度が必要になります。

つまり先ほど「作業量が無料」とはいいましたが、実際には実費を支払っていることと相違ないのです。

またこれまで車に乗っていて、何度故障や事故で車が動かなくなったかを考えてください。

考えてみると、何年も車に乗っていて1度もないことなんて、ザラですよね。

そのため高い年会費を支払い続けるくらいなら、実費を支払った方がはるかにお得なケースの方が多いのです。

また会員であれば作業が無料と言われていますが、実際には「ガソリン代」「バッテリー本体代」「ディーゼル車のエアー抜き」などの作業は、別途費用が発生します。

つまり無料に見えても、意外とお金がかかるケースも多いのです。

さらに極論を述べてしまいましょう。

実は、自動車保険には「無料」でついてくる「同じくらい充実のロードサービス」があり、車のトラブル時に使用しても保険料が上がることはないのです。

つまりここまでをまとめると

  • JAFの入会金や年会費は意外と高い
  • 作業内容によっては実費が発生する可能性もあり、実はお得ではない
  • 自動車保険なら無料で使える、ほとんど同じサービスあり

ということになりますから、目からうろこですよね。

ちなみに、JAFは後払いも可能のようです。

参考:借入のすべて「JAFのロードサービスを後払いで利用することはできるのか?」より

次章では、そんな自動車保険のロードサービスについて説明していきましょう。

4.自動車保険のロードサービスは「無料」で「超充実」のサービスが受けられる

自動車保険のロードサービスは「無料」でJAFと同じくらい充実したロードサービスが受けられると述べました。

そこで先に自動車保険のロードサービスをまとめた一覧表を下記に載せておきますので、ご覧ください。

保険会社名レッカーの無料範囲(km)車両トラブル宿泊・帰宅費用自動付帯筆者の評価
バッテリー上がりスペアタイヤ交換ガス欠キーとじ込み落輪宿泊費用帰宅費用
代理店型東京海上日動15万円まで明記せず明記せず明記せず
損保ジャパン日本興亜15万円まで(約180km)1万円/人
オプション設定
2万円/人
オプション設定
三井住友海上約500kmまで1万円/人2万円/人
(自己負担1000円)
あいおいニッセイ同和損保車両保険の10%もしくは
30万円限度(約500㎞)
明記せず15000円/人2万円/人
通販型チューリッヒお客様指定100kmまで
当社指定無制限
限度額なし限度額なし○(無料)
イ―デザイン損保お客様指定60kmまで
当社指定無制限
××○(無料)
ソニー損保お客様指定150kmまで
当社指定無制限
限度額なし限度額なし○(無料)
三井ダイレクト損保お客様指定50kmまで
当社指定無制限
1万円/人2万円/人○(無料)
アクサ損害保険お客様指定35kmまで
当社指定無制限
ビジネスホテルクラス程度限度額なし○(無料)
SBI損害保険お客様指定50kmまで
当社指定無制限
15000円/人限度額なし○(無料)
セゾン自動車火災15万円まで(約300㎞)1万円/人2万円/人×
そんぽ24お客様指定100kmまで
当社指定無制限
限度額なし限度額なし○(無料)
その他JAの自動車共済100㎞まで明記せず×××

ご覧いただくと分かりますが、多くの超大手自動車保険が「無料」にて付帯されるということが理解できますよね。

またJAFでできるサービスを網羅していながら、JAFでは利用できないサービスとして

  • 宿泊・帰宅費用の補助
  • レッカーの無料範囲が長い(JAFでは会員でも15㎞まで無料、その後1㎞ごとに720円)
  • ガス欠燃料代も無料対応

という点が挙げられます。

つまり基本的に加入すべき自動車保険では、「無料」でしかもJAFよりも高いレベルのサービスを受けることが可能なのです。

その結果、筆者が冒頭でも述べている通り「JAFに加入する必要はない」といえるのも理解できるでしょう。

とはいえJAFに加入した場合に受けられるメリットがないわけではありません。

そこで次章では、たったひとつのメリットについて紹介しておきましょう。

5.JAFに加入するメリットは「優待」だけ

JAFでは優待制度があり、様々な提携店舗にて特典を受けることが可能です。

飲食店での割引やテーマパークでの入場料割引など、本当に様々な特典があるのです。

実際にJAFのホームページ上で抜粋されている優待特典を、下記に一部載せておきますのでご覧ください。

  • ロイヤルホスト(飲食)…ご飲食代5%割引
  • 牛角(飲食)…飲料代金税別3,000円以上の場合、ご飲食代500円割引
  • ドミノピザ(飲食)…全商品15%割引
  • 味の民芸(飲食)…食事のお客様にソフトドリンク1杯無料
  • AOKI(衣服)…店頭価格10%割引

※出典元:JAFの「JAFが選ばれる3つのメリット」より

上記に上げたものは一部ですが、筆者の感覚では500円程度の優待は「普通にある」と思ってもそん色ありません。

そのため提携店舗の優待を何度も何度も受ける人にとっては、加入していても全く損ではなく、むしろ「年会費や入会金分以上にお得になる」ということができます。

しかしよく考えてください。

実際のところ優待を受ける機会がどの程度あるでしょうか。

例えば多くの人が持っているクレジットカードにも、少なからず優待が付与されているケースが多いのですが、いつの間にか忘れて提示すらしなくなってしまいます。

また店舗としては優待を使われると、割引販売する=利益率が低下するということになるため、結果的に積極的に優待を勧めることはありません。

そのためいくら優待があったとしても、「最初だけしか使わない」というケースが圧倒的に多くなり、結果的に無駄な年会費だけを支払い続けることになるのです。

つまり筆者の結論としては「使うか分からない≒使わない可能性の高い優待は無視して、無料の自動車保険のロードサービスだけ」というのが最も賢く、確実な選択肢といえるのです。

とはいえ先ほどの一覧表にあった自動車保険から選べば問題ないということは理解できますが、実際にどのようにして自動車保険を探していけばいいのか分かりませんよね。

そこで筆者がオススメするのは、単純に「保険料だけで比較する」ということです。

というのもロードサービスは先ほどの一覧表上で「無料」とされている

  • チューリッヒ
  • イーデザイン損保
  • ソニー損保
  • 三井ダイレクト損保
  • アクサ損害保険
  • SBI損害保険
  • そんぽ24

で自動車保険の加入をすれば問題ありませんし、どれも大手保険会社ですから「対応は万全」と思っても大丈夫ですから、保険料だけで選べば間違いなく満足できるといえるのです。

しかし保険料の比較をするために、上記7社もの保険見積もりを作成し、すべてを比較していくのは面倒くさいですよね。

そこでオススメなのが、次章にて紹介する「自動車保険一括見積もり」というサービスです。

サービスの詳細は次章にてしていきますが、間違いなく満足できるロードサービス付きの、最も安い自動車保険が見つかりますから、ぜひ利用することがオススメですよ!

6.充実のロードサービスと最安の保険料の自動車保険を探すなら「自動車保険一括見積もり」

自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか

自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。

そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。

また申込方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
  • あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
  • あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)

を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。

つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。

とはいえまだ不安がありますよね。

その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。

そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。

安心して利用することはできる

先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。

なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。

また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。

そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。


また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。

というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。

仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。

以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。

そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。

意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!

【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ

ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?

正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。

自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、

  • 運営会社が大きい
  • 長期に渡ってサービスが継続している
  • 多くの保険会社が加盟している

のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。

そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。

実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。

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一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表

また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。

確認項目インズウェブ保険スクエアBang!価格.com
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イーデザイン損保1位
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ソニー損保3位
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三井ダイレクト損保7位
富士火災海上8位
SBI損保9位
日新火災海上10位
東京海上日動火災11位
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朝日火災海上13位
三井住友海上火災14位
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※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。

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正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。

そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。

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7.まとめ

以上、JAFに関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。

  • JAFはロードサービスを提供している団体で、大まかに8つの作業を実施してくれる
  • 作業に対する料金は「会員…無料」「非会員…1~2万円以上」となり、会員になるには年間数千円を支払う必要がある
  • 筆者としては年会費などが必要ない、無料で充実のロードサービスが付帯する自動車保険がオススメ
  • さらに賢く自動車保険を選ぶなら、純粋な保険料だけで比較できる「自動車保険一括見積もり」を使うのがベスト

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