最近、車を購入された方の中に、「納車日までに自動車保険に入らなきゃと思っていたら、あっという間に納車日が来てしまった…!」「納車日まで時間がなくて、自動車保険を選べなかった!」という方が増えているようです。
確かに、近年、通販型がますます市民権を得た自動車保険。
選択肢もますます増えてきたことで、「一番お得な保険を選びたいなー」と思っているがゆえに、ついつい自動車保険選びを後回しにしてしまう気持ちもよくわかります。
でも納車までに契約できなかったら、せっかくの新しいクルマもお預け。
かと言って、自動車保険(任意保険)に加入せずに運転するなんて怖くて絶対できないし…。
やっぱりギリギリでも納車までには自動車保険に加入しておきたいですよね。
実は、そういった方を救済してくれる「即日(当日)加入できる自動車保険」は、ちゃんと存在します!
ただし、契約したと思ったのに補償が適用されなかったり、契約内容や金額に不満を持ったまま1年間を過ごさなければいけないなど、知らないと損する「落とし穴」もたくさん。
また、自動車保険の契約に必要な準備があらかじめできていないと、いざ契約する際に手間取ってしまい、結局今日は契約できなかった…なんてケースもあります。
そこで、今回の記事では、即日(当日)の自動車保険契約に欠かせない3つのステップをご紹介します。
- 即日(当日)加入できる自動車保険と落とし穴
- 納得の自動車保険を選ぶ方法
- サクッと契約するための準備をするための準備術
「時間がないけど、納得の自動車保険を選びたい!」という方はぜひ参考にしてください。
※この記事は当日(即日)加入できる車保険をについて説明しています。もし1日のみ加入する車保険をお探しの方は下記記事をご確認ください。
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自動車保険料は、保険会社によって差が激しいのをご存知ですか?
実際に筆者は親から紹介された大手保険会社で12万だった保険料が、三井ダイレクトに変えて5万円になりました。
なので、複数の自動車保険会社から見積もりを取ってください。
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1.「自動車保険(任意保険)に入らない」は絶対にやめておこう!
まず、そもそもの話にはなりますが、自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」(こちらが一般的に「自動車保険」と言っているもの) の2つがあります。
前者の「自賠責保険」は、法律で加入が義務付けられているので、自動車購入時にまず間違いなく加入しています。
ただ、こちらは事故で相手をケガさせたり死亡させたりした場合を補償するもので、支払い限度額も120万円(傷害による損害の場合)と決まっている最低限の保険です。
つまり、支払限度額を超える賠償金になった場合、自賠責保険では補償しきれず、何百万、何千万といった賠償金を自己負担しなければならず、普通の人であれば人生が詰んでしまいます・・・
また、自賠責保険は、運転者自身や同乗者のケガや死亡に対する補償は対象外。
相手方や自分の自動車本体の修理・買い替えも全くの対象外です。
- 自賠責保険:自動車所有者には加入が義務付けられている保険、最低限の保証しかないため、もしもの時に自賠責保険だけでは賄えられない
- 任意保険:自賠責保険では賄えきれない保証を受けられる、保証額に応じて金額が異なる
「面倒だから」、「少しの期間だから」といった甘い気持ちで加入を見送っていると、人生をメチャクチャにしてしまう可能性が十分にあるということがご理解いただけますでしょうか。
正直1日だろうと、任意保険なしでは怖すぎます。
では、今日からすぐに自動車保険(任意保険)に入るには?そのポイントとオススメの保険会社をご紹介します。
結論から言うと、即日(当日)補償を開始するためには、「代理店型」の自動車保険がマスト。
その中でも筆者は、事故対応満足度の高い「AIU損害保険」をオススメします。
その理由を具体的に見ていきましょう。
2.即日(当日)自動車保険に入るなら、絶対「代理店型」を選ぼう!
自動車保険には大きく分けて2つあることはご存知でしょうか?
インターネットだけで申し込める「通販型」と、保険会社の窓口やディーラーなど対面で契約する「代理店型」です。
ソニー損保に代表される「通販型」は、安くてインターネットから申し込みができるといった手軽な点が魅力的ですが、当日(即日)自動車保険に入りたいなら、絶対「代理店型」を選んでください。
なぜなら、「今日から乗りたい」を叶えることができるのは「代理店型」のみだからです。
「え、でも通販型なら24時間いつでも契約できるんじゃないの?」と思われた方、鋭いですね。
でも、実はこれが落とし穴なのです。その理由を詳しくご紹介します。
3.通販型の「当日契約」は落とし穴!
「通販型の自動車保険は、24時間いつでも契約できる」というのは、確かにそうですね。
システムメンテナンス期間を除けば、365日24時間、いつでも「契約の申込は」できます。
でも、契約完了=補償開始と思ったら大間違い!
通販型自動車保険の補償開始日(専門的な言い方で、保険始期日【ほけんしきび】と言います。)は、申込の当日ではないのです。
これは事故後の保険加入による保険詐欺を防ぐという目的もありますが、保険証券の契約締結処理を即時完了することができないからと言われています。
一方、保険代理店には、保険契約を締結する権利があるため、契約書面がすべて揃い、支払いが完了すれば、当日からでも補償を開始することができるのです。
通販型でも、クレジットカード決済なら「翌日0時」から補償を開始できる保険会社(ソニー損保など)もありますが、これがコンビニや銀行振込になると14日かかるといった途方もないことに…。
「いつでも申し込めるから」「手軽だから」「安いから」と言って、通販型を選んでしまうと、元々の目的である「今日から乗りたい」は叶いませんので、ご注意ください。
そうなると、代理店型の自動車保険をすぐにでも選んで契約に行きたいですよね。
でもちょっと待ってください。自動車保険は原則1年契約。
契約してから後悔しないように、慌てずにちゃんと納得の自動車保険を選びましょう。
素早く、迷わず、納得の自動車保険を選ぶポイントは「保険会社の特徴(タイプ)」です!
4.即決なのに納得!自分にぴったりの自動車保険はすぐ見つかる!
保険会社にはいろいろな特徴があります。明確な特徴を会社自体が出していなくても、オリコン日本顧客満足度ランキングなどの第三者調査を見ると、各社の特徴は一目瞭然。
きちんと各社の特徴を把握して、即決&納得の自動車保険を選びましょう。
【事故対応満足度】で選ぶなら「AIU損害保険」
2016年のオリコン日本顧客満足度ランキング事故対応部門で、通販型を含めた全自動車保険の中で1位を獲得したのが「AIU損害保険」。
事故発生時の応対や相手との交渉、ロードサービスの品質がどの保険会社よりも高いと評価をされています。
折り紙付きの事故対応満足度で、「もしもの時が一番大事」という危機管理シミュレーション能力の高い方におすすめです。
【保険金の支払い満足度】で選ぶなら、「富士火災海上保険」
こちらも2016年オリコン日本顧客満足度ランキングの受取額・支払いスピード部門で代理店型の1位を獲得したのが「富士火災海上保険」。
車両保険や人身傷害保険などで満足のいく保険金額がすぐに支払われた、と多くの契約者が評価しています。
【サポート満足度】で選ぶなら、「損保ジャパン日本興和」
ITサポートサービスの評価格付けを行うHDI-Japanから「問い合わせ窓口部門」、「サポートポータル部門」で最高ランクの星3つを獲得したのが「損保ジャパン日本興和」。
商品やご契約のご説明を行うスタッフの態度はもちろん、支払いの流れや支払い内容の説明のわかりやすさで高い評価を得ています。
【会社規模】で選ぶなら、「東京海上日動」
通販型を含めた東京海上日動グループとして、自動車保険シェアのTOP(2016年)を走る「東京海上日動」。
「なんだかんだ言って、みんなが選んでるものが安心」という堅実な方にはおすすめです。
どうでしたか?
どれを選べばいいか迷われている方も、比較し始めたらキリがないですが、自分が最も大事にしていること・性格で、選んでみると意外とすんなり決められるのではないでしょうか。
筆者としては、やはり万が一の時(事故時)の対応が一番大事ですので、「AIU損害保険」をオススメしています。
さて、加入したい自動車保険が決まった方は、いよいよその手続きです。
最後の最後でつまずかないよう、代理店契約に必要な3つの準備をご紹介します。
5.1分1秒も無駄にしない、代理店契約の準備術
加入できる窓口を探す
自宅や会社近くの加入窓口は、各社のホームページで確認することができます。
筆者でも実際にオリコン日本顧客満足度ランキングでも評価の高い5社(AIU損害保険、富士火災海上保険、日新火災海上保険、東京海上日動火災保険、損保ジャパン日本興亜)のホームページを確認しましたが、とてもカンタンに検索することができました。
住所や郵便番号から検索できます。最も近い窓口をしっかりホームページで確認しましょう。
窓口の開いている曜日・時間帯を確認する
2つ目に重要なポイントが「曜日・時間帯」です。
当たり前かもしれませんが、焦っていると特に 意外と見落とされがちではないでしょうか。
こちらも各社のホームページで確認することができます。
通販型と違い、代理店型の自動車保険は、窓口の開いている時しか契約できないのも、当然ですよね。
行ってみたら閉まってたなんてことにならないよう、絶対にチェックが必要です。
契約に必要なものを準備する
契約する自動車保険、契約窓口の場所、契約可能時間が確認できたら、いざ出発!でも、その前にちゃんと持ち物を確認しましたか?
契約時に必要なもの
- 保険に加入する自動車の車検証のコピー
- 免許証のコピー
- 認印
- 銀行口座番号の控え
もちろん、免許証の住所が現住所と異なれば、住民票などの現住所が明記された書面が必要になりますので、ご注意ください。
以上が、当日(即日)自動車保険を契約するための、「落とし穴」と「選び方」、そして「準備術」でした。
冒頭でも書きましたが、当日から補償を開始したいのに焦って通販型に申し込んだり、よく知らない保険会社を選んで後悔したりということがないように、是非、参考にしてください。
6.一日でも余裕があるなら、通販型が圧倒的にお得!
ここまで「当日(即日)補償が開始されるための自動車保険選び」を紹介してきましたが、少し知識のある方なら、「代理店型って通販型より高いから損じゃないの?」という疑問が浮かぶかもしれませんね。
ハッキリと申し上げて、その通りです。
筆者も自動車保険に関する相談を受けたほとんどの場合で、代理店型より通販型をオススメしています。
なぜなら、圧倒的にコストパフォーマンスが良いから。
保険内容のご説明や契約に必ず人が介入する代理店型とは違い、インターネットで完結できる通販型は代理店手数料をカットできるため、圧倒的に保険料を抑えられます。
保険料を抑えられれば、その分、補償内容を厚くすることもできますよね。
オリコン日本顧客満足度ランキングの事故対応部門では、1位のAIU損害保険(代理店型)とほとんど変わらない評価点数でイーデザイン損保保険やソニー損保(いずれも通販型)が続いていることから、気になる事故対応品質も、遜色なしと言えます。
ただし、これまでお伝えしたように、イーデザイン損保やソニー損保などの通販型は、最短でも翌日0時からの補償開始。
もしクレジットカード払いではなくコンビニ払いや銀行振込を選択したら、補償開始まで14日かかってしまいます。
今日、いますぐにという絶対条件があるのであれば、もったいないですが、代理店型一択というわけです。
でも裏を返せば、もし数日でも余裕があり、クレジットカード払いが選択できるのであれば、やっぱり圧倒的にお得な通販型を筆者はオススメします。
通販型は一括見積もりもできるので、更に納得の自動車保険を選ぶことができますよ。
自動車保険は基本1年間の契約になりますので、もしお得な自動車保険を選びたいなら、納車されても補償開始日まで数日運転をガマンする、というのも立派な選択肢ですよね。
7.まとめ
繰り返しになりますが、自動車保険選びのポイントは以下の通りです。
- 即日(当日)補償を開始しなければいけないなら代理店型がマスト。
- 保険会社の特徴を掴めば、自動車保険選びは簡単(筆者イチオシは事故対応No.1のAIU損害保険)。
- 代理店の契約窓口や契約可能時間は各社のホームページを絶対チェック。
- でも本当は通販型が圧倒的にお得。
- クレジットカード払いができて、翌日以降の補償開始でOKなら通販型がオススメ。
せっかくの新しい車、ウキウキしてすぐにドライブに出かけたい気持ちはよくわかりますが、人生を棒に振らないよう、当日(即日)加入もちゃんと選択肢に入れましょう。
【裏技】愛車を10円以上高く売る方法
車の乗り換え等で売却を考えている時、そのままディーラーに下取りしていませんか?
答えがYESな人は30秒時間をください。
10万円以上得するかもしれません!
ディーラーよりも高く売る方法・・・それは「カーセンサー」を使うことです。
カーセンサーを使うと、最大10社の査定額を比較できます。
各社が買取額を競ってくれるため高く売れるわけです。
もちろん、希望の売却額に届かなければ売らなくてもOK!