車検証上の記載が「事業用」となっている車は、
- 軽自動車…黒ナンバー
- 普通自動車…緑ナンバー
となっており、一般的な車とは別の扱いを受けていますよね。
そのため基本的には自動車保険でも黒・緑ナンバーは「別」とされており、一部の保険会社や組合でしか加入できないのが普通となっています。
とはいえ、黒・緑ナンバーの営業車でも
- 自動車保険の保険料を少しでも下げたい
- 他の自動車保険がどうなっているのか知りたい
など、営業車独自の悩みはつきものですよね。
そこで今回は、元法人担当のディーラー営業マンであり、保険代理店に勤務経験もある筆者が、黒・緑ナンバーの営業車両の自動車保険について、詳しく解説していきましょう。
そもそも選択肢が少ない営業車両の自動車保険ですが、当ページをしっかりご覧になることで、視野を最大化しコスト削減の力になりますよ!
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1.黒・緑ナンバーの自動車は「事業用(営業用)」と呼ばれる
黒・緑ナンバーの自動車は「事業用」として登録されます。
それは運送のプロであるあなた自身もご存じでしょうが、一度おさらいしておきましょう。
事業用の自動車とは、積み荷や人を載(乗)せて「運賃を取る」という目的で使用される場合に、登録するナンバー
あなたの事業所の車も黒・緑ナンバーであれば運賃によって売り上げをあげていますよね。
そのためお金を直接的に稼ぐためのツールとして、利用していることが普通なのですが、その場合「なぜか加入できる自動車保険が少ない」ということができるのです。
たしかに一般的な白・黄ナンバーの自動車と比較すると、グッと選択肢の幅が狭くなってしまうため、損している気分になってしまいますよね。
そこで次章では、事業用の黒・緑ナンバーの自動車がなぜ少ないのか、そして加入できる自動車保険はどこなのか紹介していきましょう。
2.事業用(営業用)ナンバーで加入できる自動車保険は少ない
事業用の黒・緑ナンバーの自動車は、加入できる自動車保険が本当に少ないです。
というのも一般的な車では20社以上の保険会社から選択できるのに対し、筆者が現状で調べた限りでは下記の6社しか事業用ナンバーの自動車保険を取り扱っていないからです。
ご覧いただいてお気づきかもしれませんが、実は上記の自動車保険はすべて「代理店型」と呼ばれる、店舗で加入するタイプの自動車保険です。
つまりテレビCMなどで「安い」とおなじみの、通販型自動車保険では事業用の取り扱いはありませあん。
そのため、そもそも論ですが「事業用の自動車保険は高くなる」と思っておいてください。
また事業用の自動車保険が高くなる理由は、代理店であることの他に
- 事業用で使う車=走行距離が多い=事故をするリスクが高い
- 万が一事故をしてしまった場合の損害が大きい
ということも関係しています。
つまり何をどうしても、正直なところ「高くなってしまうのは仕方のないこと」と諦めるほかないのが現状です。
とはいえ比較的安くなるケースもありますから、下記の説明をご覧ください。
フリート契約の場合は「全体の割引」になるため、安くなる可能性がある
フリート契約といって、10台以上をまとめて契約する自動車保険の場合には、1台ずつに等級が付与されるわけではなく、「全体の割引率」から保険料を計算します。
そのため事故率が低い業者さんに関しては、「通常の自動車保険よりも大幅に安い」というケースがあるのです。
ちなみに現状の保有台数が7~8台である場合には、
- 自分のマイカーを台数に含めさせる
- 農業用のトラクタなどを台数に含める
- 原付を台数に含める
など、無理やり台数に含め、その車両には最低の補償だけ付与することで、お得にまとまるフリート契約が可能になるケースもあります。
保険会社指定の安全運転講習を受けると、さらに割引の対象になる可能性がある
フリート契約で事業用の黒・緑ナンバーの自動車保険に加入する場合、実は「保険会社が指定した安全運転講習を受けると割引が利く」という場合があります。
とはいえ講習と聞くと、ちょっと面倒くさそうだと感じてしまいますよね。
しかし安心してください。
というのも保険会社が指定する安全運転講習は、
- 運転するときは交通ルールを守ってくださいね
- 事業所を出発する前には、安全確認をしてくださいね
といった簡単な内容を、代理店もしくは保険会社の営業マンがササっと済ますだけなのです。
そのため講習というよりも、どちらかというと「営業マンの話を少し聞くだけ」というイメージを持ってください。
以上が、比較的安くなるケースですが、保険料の試算結果を知りたいですよね。
その場合、大変残念なのですが車種や台数、事故率などによって全く保険料が異なるため、試算はできないのが現状なのです。
またフリート契約ができない場合には「高い保険料を払わなければならない」と言えますが、それでもコスト削減をする方法はあります。
そこで次章からは、緑ナンバー・黒ナンバーそれぞれの自動車保険のオススメについて紹介していきますので、引き続きご覧になってくださいね。
3.緑ナンバーなら交通・自動車共済一択!
まず緑ナンバーの自動車保険に関して、保険会社が提供する「自動車保険」に加入することはオススメしません。
そしてオススメなのは「共済」です。
というのも緑ナンバーを取得して運行するときは、
- 一般的な貨物運送
- 土木系の運送事業
- バスでの旅客運送
- タクシー
などに分けられますが、各業界で「交通共済」や「自動車共済」を提供している組合がありますよね。
その組合および共済に加入しておけば、まず安心です。
なぜなら、各業界に精通している組合であるため
- 事故対応
- 加入対応
- 増減車の対応
- 保険料算出
が圧倒的に早く、的確で、対応が良いため「全体的な満足度が高い」ということができるからです。
また共済を提供している組合は、基本的に「非営利」ですから余分な利益を取られず、結果的に保険料が安く済むのです。
そのため保険料・対応共に満足度は高くなること間違いなしです!
共済については下記記事で詳しく解説しています。
また次は、黒ナンバーの自動車保険のオススメについて紹介していきますので、ご覧ください。
4.黒ナンバーなら7社全比較が必須!
黒ナンバーの自動車保険に関しては、どちらかというと「個人で動いている業者」が非常に多くなります。
そのため共済ではなく、1台ずつお得に加入できる方法を模索したほうが良いでしょう。
その場合、先程紹介した6社の保険見積もりを一気に比較するのがオススメです。
とはいえ現実的に考えると、
- いちいち各保険代理店や保険会社に連絡して、同じ説明を何回もした上で保険見積もりを作成してもらうのは面倒くさすぎる
- そんな時間があるのなら、自分で仕事をした方が稼げるしラク
と思ってしまいますよね。
その気持ち、よく分かります。
ただ、「一気に簡単な手続きだけで比較できる」と言ったらどうでしょうか。
実は法人用の「自動車保険一括見積もり」というサービスがあり、このサービスを利用することで、先程紹介した6社すべての保険見積もりが比較できるのです。
サービスの詳細は下記にしていきますが、ご覧になってぜひ利用してくださいね。
黒ナンバー(事業用)の自動車保険取り扱い6社を一気に比較できる「保険スクエアbang!」
事業用ナンバーを取り扱っている保険会社は6社ありますが、全社に対して一気に保険見積もりの作成依頼ができるのは、「保険スクエアbang!」という自動車保険一括見積もりサービスです。
そしてこのサービスを利用する際には
- 車の台数
- 現在の契約の満期日
- 契約中の保険会社情報
- 会社の所在地や代表者(担当者)名
- 電話番号
などを入力するだけですから、「超シンプルにすぐ申し込みが完了する」ということができるのです。
そのためぜひ一度利用して、最もお得な保険料の黒ナンバー自動車保険がどこなのか、調べてくださいね。
間違いなくコスト削減の足掛かりになりますよ!
5.まとめ
以上で黒・緑ナンバーの自動車保険に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- 黒・緑ナンバーの自動車は「事業用(営業用)」と呼ばれており、運賃をもらうことで売り上げをあげる車を指している
- 事業用の車の自動車保険を提供しているのは6社であり、すべて「代理店型」であるため保険料が高くなる
- 緑ナンバーの自動車は、各業界にある組合の「自動車共済」や「交通共済」がオススメ
- 黒ナンバーの自動車は、「自動車保険一括見積もり」を利用して、最安の自動車保険を探すのがオススメ
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