車を新車購入すると200~300万円程度は簡単にかかってしまいます。
そのため少しでもお得に新車購入をしたいとともに、お得に購入できる時期について知りたいと思っていますよね。
つまりまとめると、あなたは今下記のような悩みを抱えているでしょう。
- そもそもお得になる時期が分からない
- お得に新車購入できる時期は色々言われているが、信頼できるのか分からない
- 時期に関わらず、お得に新車購入するテクニックがあれば知りたい
- なんでもいいから、とにかくお得に新車購入をしたい
そこで今回は、あなたが抱えている上記の悩みをすべて解決できる、新車購入でお得になる時期・テクニック・手順などについて、すべて紹介していきましょう。
ちなみに解説する筆者は、元ディーラー営業マンですから「マジ勘弁してほしい」という、営業マン目線で嫌な値引き交渉術などを知っています。
ですから新車購入で余分な損をしないためにも、ぜひ最後までしっかりとご覧になってくださいね。
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1.新車購入は2種類の安くなる時期がある
早速ですが、新車購入で安い時期というのは確かに存在します。
それは下記に箇条書きした2種類の時期です。
- 3月、9月
- 月末
聞いたことがある時期かもしれませんが、営業マンからすると、この時期は
それぞれ以下に分けて解説していきましょう。
3月、9月
新車購入でお得な時期としてよく言われているの有名なのが3月と9月です。
その理由は単純で、どちらの時期も自動車ディーラーの「決算期」に当たることが多いからです。
決算期とは企業ごとに異なる1年の締めくくりの時期のことを指しているのですが、自動車ディーラーでは業界全体で3月9月に設定していることが多いのです。
そして締めくくりの時期であるということは、「最後に販売台数やシェアを伸ばす大チャンス」ということになるのです。
実際に月別の販売数を3年分集計した結果が下記になります。
年/月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 118,184 | 131,640 | 184,356 | 94,334 | 103,432 | 135,335 | 123,639 | 102,554 | 151,324 | 112,198 | 117,285 | 115,881 |
2017 | 119,767 | 143,839 | 209,634 | 97,719 | 112,036 | 143,427 | 121,213 | 101,290 | 148,623 | 108,357 | 117,515 | 124,794 |
2018 | 115,373 | 140,477 | 216,557 | 96,648 | 108,270 | 137,356 | 127,410 | 110,031 | 152,075 | 123,388 | 133,542 | 121,801 |
※出典元:一般社団法人日本自動車販売協会連合会のホームページより
そして分かりやすく可視化したのが、下記の折れ線グラフです。
ご覧になると分かる通り、3月と9月がいつの時期でも良く売れているといえます。
まさに今お教えした決算期と丸かぶり状態ですよね。
そして最後のチャンスであるこの時期には、ディーラーを経営する企業も経営戦略を担当する部門から
- いつもよりも大幅値引きOK
- ただし絶対に月内に注文をもらうこと
という指示が来るのです。
つまりそもそも3月と9月に関しては、最初からディーラー側も「値引きする準備はできている」ということになります。
またディーラーによっては12月決算などの場合もあるのですが、「他社に取られたくない」という心理が働くため「どのディーラーも足並みをそろえる」というのが基本です。
そのため3月9月であれば、どのディーラーも間違いなくしっかりと値引きしてもらえると思って間違いないでしょう。
※ちなみに筆者の勤務していたディーラーの競合他社は12月決算の企業が運営していましたが、3月・9月・12月と、年に3回決算による大幅値引きをしていました。
月末
決算期は「企業としての締めくくり」でしたよね。
しかし月末に関しては、営業マンの「毎月来る締めくくり」として値引きを引き出しやすいという特徴があります。
というのも営業マンは基本的に、会社から「達成できるかどうか」という絶妙なラインのノルマを課されています。
場合によっては「あくまで目標」として、達成できない可能性の方が高いノルマを課されているのが現状です。
しかし営業マンはノルマ達成をしてこそ、営業手当やボーナスなどで大きく稼ぐことが可能です。
そのため月末ともなれば、1台でも台数を稼ぐために「必死になって売りたい」と思っているのです。
つまり必死になって売りたいということは、月末であれば「あなた主導で商談が進められる」ということになり、結果的に大幅値引きが引き出しやすいと言えます。
また営業マンだけではなく、ディーラーの店長にとっては「店舗のノルマ達成をしたい」と思っており、営業マンと同じく店舗のノルマ達成が「店長の成績」として評価されるのです。
そのため営業マンの個人ノルマと、ディーラーの店舗ノルマ両方の都合上、月末という時期にはお得に新車購入ができると覚えておきましょう。
以上のことからも分かる通り、2種類の時期でお得に新車購入をすることは可能です。
ただし現実的に考えると「時期に合わせられない可能性」もあります。
しかし安心してください。
というのもこれまでに紹介した時期はすべて「値引きしやすい」というだけであって、すべてを守らなくても普通に大幅値引きを引き出すことは可能だからです。
その手順については、次章に解説していきます。
2.時期に関係なく新車の値引きを最大限引き出す4ステップ
今紹介した時期の中で3月9月は「限定的すぎる」と言えます。
しかし月末だけを意識しておけば、大幅値引きを引き出すことが非常に簡単ということができます。
そこで実際に、大幅値引きをしっかり引き出す手順を下記に箇条書きしておきました。
- 月初に商談を開始する
- 最初の店舗で「今決めていただけたら…」という言葉を引き出す
- 競合による値引き交渉
- 最後に「コレで勘弁してください」という言葉を引き出す
それぞれ順を追って、具体的な方法をお教えしていきますね。
ステップ1.月初に商談を開始する
「あれ?月末では?」と思われたかもしれませんが、商談を開始するのは月初にしてください。
具体的には5~7日までに商談を開始しましょう。
なぜなら後述するように交渉していくと2~3週間程度が必要になるため、逆算すると月初からスタートして月末に決着を付けるのがオススメだからです。
そのためまずは月初に目当てのディーラーで商談を開始するということだけ、確実に実施してください。
ステップ2.最初の店舗で「今決めていただけたら…」という言葉を引き出す
月初に商談をスタートさせますが月末に決着をつけたいため、焦ってガツガツ進めなくて大丈夫です。
そして最初の店舗にて「今決めていただければ、○○万円にさせていただきます」という言葉を引き出しましょう。
引き出す方法としては非常に簡単で、提示された金額に対して「う~ん、まだまだだな~」と何度か言うだけでOK。
「欲しいんだけど、まだちょっと高い気がする」という態度さえ見せておけば、2~3回目の見積提示時に「今決めていただければ」という言葉を引き出すことができます。
ただし、そこでどんなに魅力的な金額を提示されても、絶対にOKしてはいけません。
というのもその場で出せる最終金額は、あくまでディーラー営業マンの裁量で決められる最大値引きだからです。
実はディーラー営業マンでは下記の例のように具体的に最大値引き額が決まっています。
- 営業マン個人で決められる限界値引き額…例:利益30万円確保など
- 課長クラスが決められる限界値引き額…例:利益15万円確保など
- 店長クラスが決められる限界値引き額…例:利益5万円確保など
- 本部との相談の元、稟議を回して決済される限界値引き額…±0円など
そして後述する他社競合をしないままの決済額で、絶対に店長クラスの決済が出ることはありません。
仮に営業マンが「店長に許可をいただきました」と言っても、競合していない状態では絶対に店長決済ではありません。
ですから、第一段階としては「営業マン個人の限界値引き額」を引き出すということだけ覚えておいてください。
ステップ3.競合による値引き交渉
営業マン個人の限界値引き額を引き出した後は、他社とどんどん競合させていきます。
そして競合先として選ぶのは下記の2パターン。
- 同じ車種を販売している、経営母体の異なるディーラー
- 競合車種を販売している、他メーカーのディーラー
前者は、例えばプリウスを購入する場合を考えると「トヨタ店」「トヨペット店」等、トヨタ系の別ディーラー同士で競合させることを指しています。
後者はアクアとフィットハイブリッド、ステップワゴンとセレナのように、形・大きさ・乗車人数などが似ている他車種と競合させることを意味しています。
そして具体的な競合方法としてはこちらも簡単で、「A社では〇万円と言われたんだけど、全然納得できないんだよね…」というだけです。
それを2~3周繰り返していけば、徐々に値引き額は大きくなっていき、「お得に新車購入できそうだ」という感覚がしっかりと分かります。
また競合させるのはできれば3社用意しておきたいのが本音です。
そうすると営業マンやディーラーとしても、「3社であれば自社が受注できる可能性が高い」と判断しますから、競合性が非常に高くなります。
しかし2社の場合には両者ともに店長決済前に最終金額が出てしまう可能性が高く、4~5社以上の場合には「自社で受注できる可能性が低い」と判断されて高額値引きが引き出しづらくなります。
そのため可能であれば3社を競合させることをオススメします。
そしてこの方法で競合させていくと、2~3周目に「コレで勘弁してください」という言葉を引き出すことができます。
ステップ4.最後に「コレで勘弁してください」という言葉を引き出す
どのディーラーでも基本は変わらないのですが、最後の最後は「人情に訴える」という作戦を採用します。
なぜならそのディーラーで限界値となると、それ以上はどうあがいても値引きすることが不可能だからです。
そして前述したように競合させれば2~3周目に
- コレで勘弁してください
- これ以上どうしようもないです
- お願いですから、このあたりでなんとかお願いします
など、あなたの人情に訴えかけてきます。
その言葉さえ引き出せれば、後は「最後の一押し」をするだけです。
どんな理由でもいいので、「ほんの少しだけ不満が残っている」「ちょっとだけ納得いっていない」という態度を示してください。
具体的には
- でも自分が想定していたよりも3万円高いし…
- 一生懸命やってくれたのは分かるけど、他社と比べるとどうしてもね…
- なんとなく歯切れが悪いような…
というだけでOKで、やりすぎは絶対にダメです。
そしてここで「限界なのは分かったから、あと○○をつけてくれれば(サービスしてくれれば)、これでハンコを押すよ」と言ってあげましょう。
○○とは数千円~5万円以内程度のサービスや商品で、ディーラーが自社の手間賃だけ、もしくは原価率が極めて低いものを依頼します。
下記にイメージしやすいよう、具体的なサービス・商品を挙げておきましょう。
- ボディコーティングの施工
- プレミアムホーンに交換
- ヘッドライトの球を明るいものに交換
- ETCの取り付け(セットアップ込)
これらのサービスや商品は、ディーラーは損が極めて少なく、あなた自身の満足度は非常に高くなりやすいものですから、ここまでが引き出せれば「最高値引き」ということができます。
ですから「勘弁してほしい」と言われてから、最後の勝負が始まり「カンタンな終着点を教えてあげる」と覚えておきましょう。
以上、新車購入で最大値引きを引き出す方法について解説してきましたが、この通りに値引き交渉をしていけば間違いなくガッツリと満足のいく値引きを引き出すことができます。
そして全体の値引きイメージとしては、下記の値引きが引き出せれば「ほとんどのケースで最大値引きが引き出せている」と思っても間違いありません。
- モデル末期の車種…総額から15~20%程度の値引き
- 販売から3~5年が経過した車種…総額から10~15%程度の値引き
- 新モデルが出たばかりの車種…総額から5%程度の値引き
そのため上記の値引きを目指して、場合によっては上記よりも多くの値引きを目指してしっかりと交渉を続けていってください。
値引きについては下記でさらに詳しく解説しています。
とはいえ忙しい人にとって、1ヶ月も交渉していくのは少しだけ面倒くさいですよね。
もちろん休日での交渉で構わないのですが、1か月間休日が失われると思うと、少し嫌な感じがします。
そこで筆者がオススメするのが、新車と同程度の状態で売られている「新古車」や「未使用車」という中古車です。
次章にて詳しく紹介しますが、非常にお得で満足度の高いものですから、ぜひご覧になって狙っていくと良いでしょう。
3.新車の値引き交渉が面倒くさいなら「新古車」「未使用車」が狙い目
新古車や未使用車とは、「新車同然に新しくてピカピカなのに、中古車として売られている車」のこと
一体なぜ、新車同然の車が中古車として売られているのか、気になりますよね。
実はメーカーやディーラーがシェア拡大や自社のノルマ達成のために、ナンバーだけ付けて中古車市場に流しているのです。
そしてこれらの車は、メーカーやディーラーが±0程度の利益で出品しているケースが多く、それを仕入れた中古車販売店も「少ししか利益を乗せずに販売する」ということが多いのです。
つまり簡単に言うとめちゃくちゃ安い、新車同然の車ということ。
実際に下記のキャプチャ画像をご覧ください。
この未使用車は車両本体価格が199.9万円で販売されていますよね。
しかしホンダステップワゴンの同グレードは、新車価格で税込み244万5,920円もするのです。
つまり値引き率だけで見ると、新車同然であるにも関わらず20%近くも値引きがされていることになります。
またモデル末期ではありませんから、かなりの値引き率であることは一目瞭然ですよね。
そのため場合によっては新車を狙うよりも、新古車や未使用車を狙った方が「交渉なしでお得になる」というケースもあるのです。
そして筆者自身、現役ではなくなった今、面倒くささとお得さから「車を購入するときはすべて新古車・未使用車狙い」というのが本当のところ。
ですから間違いなくオススメできると思っても構いません。
とはいえデメリットが無いわけではありません。
というのも新古車や未使用車はそのお得から人気が高く、結果的にすぐに売れてしまうため、手に入りにくいのです。
実際に、全国各地の中古車在庫が確認できるグーネットでも、先ほどステップワゴンの未使用車を検索したら、全国でたったの「4件」でした。
そのため探すのに時間がかかりそうと思いますよね。
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4.新古車や未使用車を探すなら「ズバット車販売」「クルマコネクト」がオススメ
希望の予算で優良車種を探すなら「クルマコネクト」と「ズバット車販売」をオススメ。
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5.まとめ
以上、新車購入の時期に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- 新車購入で安くなりやすい時期は決算期だが、実際に気にすべきなのは「月末」の方
- 月末にしっかり値引きをしてもらうためには、月初からゆっくり商談をスタートさせていくのがオススメ
- 最終的に競合させて「勘弁してほしい」という金額にさせたあと、最後の一押しとしてサービスさせると最高値引きとなる
- ただし新古車や未使用車を狙うことで最初からお得に新車同然の車が手に入るため、「ズバット車販売」や「クルマコネクト」といったサービスを利用するのもオススメ
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