ナビクルというサービスをご存知でしょうか?
特徴的なラジオCMが耳から離れず、迷惑なような、気になるような、何となくモヤモヤした気持ちになっていますよね。
そのため本当にお得になるのか、それともただの怪しいサービスなのか知りたいでしょう。
そこで先に結論を述べておきますが、ナビクルは本当にお得に車買取をしてもらえる「車一括査定」という種類のサービスです。
とはいえナビクルをはじめとする車一括査定は、下記のような悩みを解消しなければ、ただ損をしたり嫌な気持ちになってしまいます。
- どのような仕組みでお得になるサービスなのか
- 怪しさ満点だから、何か大きなデメリットがあるはず
- デメリットを回避する方法があれば、かなりお得になるのは本当なのか
- プロ目線で見た特徴などをしっかりと覚えておきたい
そこで今回は、元ディーラーの中古車査定士をしていた筆者が、ナビクルという車一括査定サービスに関する解説をしていきます。
プロ目線で正しい知識の元解説していきますから、絶対にあなたのお役に立つことは間違いないでしょう。
またご覧いただければ分かりますが、ナビクルをはじめ車一括査定はかなりオススメのサービスなので、デメリットの対処法はきっちり覚えておいてくださいね。
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1.ナビクルは「車一括査定」というサービスでお得になるのは本当
まずナビクルが分類される「車一括査定」というサービスについて、簡単に説明しておきます。
車一括査定とはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している数十~数千社もの車買取店の中から、あなたの住む地域の近辺にある複数の車買取店に査定依頼ができます。
つまり、一気に買取業者に査定依頼をして、一気に競合させて高額査定が引き出せるサービスといえるのです。
ちなみにナビクルは上場企業のグループであるエイチームライフスタイルという企業が運営しているサービスですが、同企業が同じような車一括査定の「ナビクル車査定」も運営しています。
この違いについては単に「ラジオCMかそれ以外か」の違いがあるだけですから、サービス内容や特徴に関しては全く同じだと思ってください。
さて、ここまで車一括査定というサービスや、ナビクルに関する簡単な「さわり」部分を解説してきましたが、早く悪い部分を見ておきたいですよね。
そこで次章ではナビクルのデメリットについて、プロ目線でガッツリと紹介していきましょう。
2.ナビクル2つのデメリット
ナビクルを利用するデメリットは意外と少ないのですが、下記の2つが該当します。
- 申し込み後にしつこく電話勧誘がかかってくる
- 特別に高くならないケースもある
「やっぱり怪しいのにはワケがあったのか」と思ったかもしれませんね。
そこでそれぞれのデメリットを、より深掘りして実際の口コミとともに紹介していきましょう。
デメリット1.申し込み後にしつこく電話勧誘がかかってくる
まず下記Twitterを見てください。
https://twitter.com/a_340/status/1031087066430373889
車一括査定の最大のデメリットともいえるのが、しつこい電話勧誘です。
ナビクルだけではありませんが、どの車一括査定でも
- 申し込み後数秒後には何十件と電話がかかってきた
- 仕事中で出られないのに不在着信ばかりのせいでバッテリーが無くなった
- あれほど電話が鳴り続けると仕事にならない
など、電話勧誘に関するデメリットは特筆すべきものだといえるのです。
しかしこの電話勧誘ですが、0にはできないものの「確実に対処する方法がある」ということもできます。
その方法は後述していきますが、「迷惑な電話にも対処法が存在する」ということだけ、覚えてから続きをご覧になってください。
デメリット2.特別に高くならないケースもある
次に下記Twitterの内容を見てください。
車査定のナビクルは例えば査定額50万の車を一番高く買うところを40万くらいで査定をして他のところを38万くらいで査定したことにして、かなり安値で買い取るみたいです。
僕の車の査定額がナビクルで40万だったのにディーラーに査定させたら60万。どんなんやねん!— 石田剛典 (@apoi1982) September 19, 2017
口コミにあるように、ナビクルなどの車一括査定から申し込みをしたとしても、高く査定してもらえないケースは「無くはない」というのは本当です。
しかし大半はこの口コミにある通り、「ディーラーに査定させたら高かった」というもの。
というのもディーラーの下取りには秘密があるのです。
その秘密とは「下取りで損をしても、新車の利益が確保できればOK」というもの。
一体どういうことなのかというと、ディーラーの営業マンの個人成績は下取りの台数よりも、新車の車両販売利益の方が重要視されていることが関係しています。
下取りを高くして「お得に見せている」というだけであり、車両価格自体はあまり値引きをしていないケースが多々ある
そのため下取りの方が高く見えたとしても、その実態としては「あまりお得になっていない」のが本当のところ。
ですからディーラーの下取りに出すのではなく、高く査定してもらいたいのであれば「車の売却(買取)と、購入は分けて考える」方が良いのです。
そして分けて考えたときに、最高額で車査定してもらう方法については、こちらも後述しておきますので覚えておいてください。
上記内容を含めた新車の値引き方法は下記記事で詳しく解説しています。
ナビクルのデメリットを極限まで無効にする対策
紹介したデメリットは「電話」と「高額査定ではなかった」という2点でした。
高額査定に関してはすでにお分かりかと思いますが、実際の手順を含め、両者ともに詳しく解説していきましょう。
申し込み後の電話対策
申し込み後の電話対策は、正直なところ100%防ぐことはできません。
なぜならアポ取りをしなければそもそも依頼することができないからです。
しかし買取店としては、あなたに確実なアポ取りをしたくて電話をしているわけです。
ですから、アポ取りさえしてしまえばその後迷惑な電話はかかってきません。
そのため申し込み前に
- 実際に出張査定をしてもらう日時
- 出張査定で来てもらう場所
を決定しておくと、スムーズに各社にてアポ取りをすることが可能になります。
ちなみに依頼する業者はすべて「同日同時刻に同じ場所」で依頼すればOKです。
その理由は次の最高額を引き出す方法を見れば分かりますが、最短時間で最高額を引き出すために必要なので覚えておいてください。
確実に最高額を引き出す方法
確実に最高額を引き出す手順としては、ナビクルを利用すると下記のようになります。
- ナビクルで車一括査定に申し込み3~5社を選択
- 選択した業者に同日同時刻にてアポ取りをする
- 同日同時刻に来た業者の営業マンすべてに、名刺の裏に査定額を書くように言う
- 上位2社だけに「まだ希望額に届かないので再度金額を出してください」と言う
- そこで最も高い金額を出した業者に絞り込む
- 最後に「キリの良い数字が欲しい」と言い、数千円~3万円程度のアップを要求する
この6つのステップを実施すれば、たった1日で、しかもその場で最高額を引き出すことが可能なのです。
そのため「一気に呼ぶ」「一気に競合させる」ということを覚えておくと、ナビクルをはじめとした車一括査定で損することなく、最高額を引き出せると思って間違いありません。
以上の説明から、ナビクルのデメリットについては理解できましたよね。
しかし筆者が述べた通り、デメリットには対処法があるのも事実。
そのため対処法があることで安心している今のうちに、ナビクルのメリットを4つ紹介しておきましょう。
3.ナビクル4つのメリット
ナビクルのメリットは下記に挙げた4つです。
- 高額査定が簡単に引き出せる
- 時間がかからない
- 相場だけを見ることもできる
- JADRI加盟企業のみが参加している
特に最後2つのメリットは車一括査定サービスの中でも大きく、筆者としても自信をもってオススメできる部分ですから以下の説明をご覧ください。
メリット1.高額査定が簡単に引き出せる
ナビクルだけではなく車一括査定全般に言えることですが、99%高額査定を簡単に引き出すことが可能です。
その理由は単純に、複数の買取業者を一気に競合させられるからです。
とはいえ何となくイメージはできるものの、その真相は分かりませんよね。
そこで詳細な説明をしておきます。
まずディーラーとは異なる買取専門業者は新車の販売ライセンスを持っていませんから、買い取った=仕入れた車を中古車として再販することで利益を上げています。
しかし昨今の中古車人気の影響から在庫車不足に陥っており、言い換えると「利益を上げるために必要な在庫車が無い」という状態なのです。
そのため利益確保をしたいとの思いから、その源泉となるあなたの車を確実に確保したいと思っているのです。
その結果、各社を競合させていくと「自社で絶対に買取を実施したい」という心理が働き、利益が出るギリギリの査定額=最高額でしっかり車査定をしてもらえます。
もちろん自分で複数社を選んで競合させても同様の結果にはなるのですが、次のメリットを見ても分かる通り「時短ができる」ためオススメです。
メリット2.時間がかからない
車一括査定を利用することで、複数社に対して一気に査定依頼をすることができます。
そして各社は出張査定に対応していますから、自宅にて同日同時刻でアポ取りをしてしまえば、その場で一気に競合させることも可能です。
そのため一度アポ取りさえしてしまえば、何日もかけて競合させる必要はなく、サクッと競合させることができると覚えておきましょう。
ちなみに自分で買取業者を探してそれぞれに依頼し、各店舗にて価格交渉をしていく場合「少なくともトータルで2~3日は必要」と言えます。
ですから車一括査定を利用することによる時短効果は非常に高く、さらに最高額をしっかり引き出すことができるためオススメなのです。
メリット3.相場だけを見ることもできる
ナビクルでは実は「相場だけをチェックする」ということも可能です。
そのため「今は売ろうか迷っているだけ」という場合には、余計な電話攻撃を回避しつつ、相場がチェックできます。
ちなみにチェック方法ですが、下記の手順通りなので確認してください。
このように、大まかに分けて4ステップだけで買取相場だけを知ることができます。
そのためもし相場チェックをしたければ、上記の手順通りに実施してください。
ちなみにこの相場は実際にナビクルの車一括査定を利用した人のデータから算出しているため、信ぴょう性は高いと思っても間違いありません。
ですから相場のチェック後、そのまま車一括査定に申し込むのもアリということができます。
メリット4.JADRI加盟企業のみが参加している
車一括査定には様々な種類がありますが、「ナビクル」と「ナビクル車査定」に関しては、JADRI加盟企業のみが参加しています。
JADRIとは正式名称を「一般社団法人日本自動車流通研究所」といいます。
そしてこの団体は簡単に説明すると
- 車買取や中古車販売など、自動車の流通に関係する業者が対象
- 中でもJADRIに認められた優良業者のみが加盟できる
という特徴を持っています。
つまりJADRI加盟企業のみが参加しているナビクルやナビクル車査定では、最初から優良業者に依頼することが可能なのです。
以上の解説からも分かるように、ナビクルではかなり大きなメリットがあるということが分かりますよね。
そしてメリットを知った今、先ほどのデメリットの対処法を紹介していきましょう。
4.ナビクル以外の車一括査定のオススメサービス
車を売りたい人のほとんどが重視しているのが、「少しでも高く売りたい」ということ。
その場合は車一括査定を利用して売りましょう。
車一括査定をカンタンに説明すると、複数の買取店に査定の依頼が一度でできてしまうインターネットサービス
数社から数十社まで査定の依頼ができ、自宅まで車査定をしに来てもらえます。
各社の査定額を比較検討して一番高値を付けてくれたところに売ればいいだけなので、結果として最高価格で車を売ることが可能。
車一括査定を使えば買取店まで車査定を受けに行く必要もなく、面倒な申込みも1度で済んでしまいます。
当然利用は無料なので、筆者は車一括査定の利用をオススメしています。
また、数ある一括査定の中でも「カーセンサー」「ユーカ―パック」がオススメ。
車一括査定については下記記事でさらに詳しく解説しています。
5.まとめ
以上、ナビクルに関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- ナビクルは車一括査定というサービスであり、ナビクル車査定と同じ「エイチームライフスタイル」が運営している
- ナビクルのデメリットは電話と査定額についてだが、基本的にどちらも対処することができる
- メリットとしては高額査定が引き出せるほか、「相場検索だけでも利用できる」「JADRI加盟企業のみが参加している」など、安心できる
- そのため車一括査定にて最初からアポの日時を決定し、各社をサクッと競合させるのがオススメ
【裏技】愛車を10円以上高く売る方法
車の乗り換え等で売却を考えている時、そのままディーラーに下取りしていませんか?
答えがYESな人は30秒時間をください。
10万円以上得するかもしれません!
ディーラーよりも高く売る方法・・・それは「カーセンサー」を使うことです。
カーセンサーを使うと、最大10社の査定額を比較できます。
各社が買取額を競ってくれるため高く売れるわけです。
もちろん、希望の売却額に届かなければ売らなくてもOK!