日本では一般的になったハイブリッド車。
あなた自身も下記のように気になっていませんか?
- ハイブリッド車はどのような仕組みになっているのか
- ハイブリッド車を購入することで、気にすべきメリットやデメリットはあるのか
- ハイブリッド車の中で、コスパの良いものがあれば教えてほしい
確かにハイブリッド車について知らないと、なんだか時代に取り残された感じがしますよね。
しかし安心してください。
今回は元自動車ディーラーの営業マンという経歴を持った筆者が、ハイブリッド車について詳しく説明していくとともに、オススメの車種についても紹介していきます。
【裏技】同じ保証内容なのに保険料が半額に!?
自動車保険料は、保険会社によって差が激しいのをご存知ですか?
実際に筆者は親から紹介された大手保険会社で12万だった保険料が、三井ダイレクトに変えて5万円になりました。
なので、複数の自動車保険会社から見積もりを取ってください。
と言われても面倒ですよね・・・
そこでオススメなのが「保険スクエアbang!」の自動車保険一括見積りサービスです。
自動車保険一括見積りサービスは、1回ネットで申し込むと、大手を含めた各保険会社からメールでの見積もり結果が瞬時に届く&後日に見積もりのハガキが郵送で届きます。(営業電話などは一切掛かってきません。)
これを使えばカンタンに最安値の自動車保険が見つかります。
同じ保証内容なのに・・・半額以上安くなるかも!?
特に親や知人から紹介された人は半額以上安くなる可能性大
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
ハイブリッド車とは何か
最初にハイブリッド車について、仕組みを紹介していきますね。
ハイブリッド車とは、「ガソリン×電気の力」で車を動かしている車のことを指しています。
つまり
- ガソリンでエンジンを動かす
- 電気でモーターを動かす
という2種類の力を掛け合わせる=ハイブリッドというわけです。
走行用の電気を貯めておくバッテリーや、モーターの位置こそ車種ごとに異なります。
しかし基本的には、車に搭載されたコンピューターが高度な処理をしているため
- バッテリー残量が少ないから、ガソリンだけで走行しよう
- 今はバランスを考えて、ガソリンと電気の力を併用しよう
- バッテリーに余裕があるから、電気だけで走行して燃費を節約しよう
など、ガソリンやバッテリーの電力を使うタイミングを最適にしてくれるのです。
その結果、性能面でのメリットが生まれます。
ハイブリッド車の3つのメリット
ハイブリッド車は下記に挙げたように、性能面のメリットが非常に大きいといえます。
- メリット1.燃費が良い
- メリット2.パワーが強い
- メリット3.静粛性に優れている
それぞれ以下に分けて説明していきます。
メリット1.燃費が良い
燃費性能に関しては、本当に申し分ないといえます。
下記の比較結果をご覧いただければ一目瞭然でしょう。
車種 | グレード | 燃費(㎞/L) |
---|---|---|
トヨタ CH-R | G(ハイブリッド) | 30.2 |
G-T | 16.4 |
同一車種、同グレードでハイブリッドモデルを公式燃費で比較した結果ですが、2倍近くの燃費差が出るのです。
もちろん車種にもよりますが、一般的にどのハイブリッド車も「ガソリンのみのグレードと比較して、2倍近くの燃費になる」のが当たり前になっています。
というのも、単純に「走行中の半分はガソリンを使わずに電気で走行しているから」です。
だからこそ燃費性能が非常に高くなるのです。
メリット2.パワーが強い
ハイブリッド車は全車種ではないが、基本的に「パワーがガソリン車よりも強い」と思っても間違いありません。
というのもハイブリッド車特有なのですが、エンジン単体の出力だけではなく、モーターの力も合わせたパワーで走行しているからです。
そのため「単純に2つのパワーで、2倍の力が出る」と思っておけば、大体イメージとして合っています。
ただしハイブリッド車の中には純粋に「モーターのみの走行」と「ガソリンエンジンのみの走行」を分けているケースもあるため、一概にすべてのケースに当てはまるわけではないことも付け加えておきます。
とはいえほとんどのハイブリッド車ではガソリンのパワーに上乗せさせる形態を採用しているため、どのハイブリッド車を運転しても満足のいくパワーを感じられるのは間違いないでしょう。
ちなみに筆者は以前プリウスに乗っていたことがありますが、「パワーモード」というモードセレクトをすることで、高級スポーツセダンに負けないくらいの加速力を感じることができました。
メリット3.静粛性に優れている
ハイブリッド車の忘れがちなメリットですが、静粛性も挙げられます。
というのも低燃費を実現するためにはモーターで極力走行することが重要なのですが、その結果として「エンジン音を聞く機会が激減する」のです。
車内に響く音の中でもエンジン音は大部分を占めていますから、それが低減されるだけでかなりの遮音効果を持っています。
そのためオーディオ機器によるテレビの視聴や音楽鑑賞などが、非常にクリアでストレスなく聞こえるのは間違いありません。
以上がハイブリッド車のメリットでしたが、良いものばかりではないのも事実です。
そこで次章ではハイブリッド車のデメリットについても紹介していきましょう。
ハイブリッド車の2つのデメリット
ハイブリッド車のデメリットは下記に挙げた通りです。
- デメリット1.購入費用が高くなる
- デメリット2.車重が重くなる
それぞれ以下に分けて説明していきます。
デメリット1.購入費用が高くなる
ハイブリッド車は正直なところ車両価格が高くなるため、購入費用も高くなってしまいます。
実際に先ほど紹介した「CH-R」の車両価格を下記に比較しましたのでご覧ください。
車種 | グレード | 車両価格(円) | 差額(円) |
---|---|---|---|
トヨタ CH-R | G(ハイブリッド) | 2,929,200 | 324,000 |
G-T | 2,605,200 |
ご覧いただくと分かるように、なんと324,000円(2,929,200円ー2,605,200円)の差額が生じてしまうのです。
レギュラーガソリンを150円/Lと仮定すると、ハイブリッドモデルで元を取るために必要なのは2,160L分お得になったとき。(150円×2,160L=324,000円)
つまり逆算すると、年間1万キロ走行と仮定して、約8年(8万キロ)が必要になるのです。
言い換えると
- 年間2万キロ走行の人…4年で元が取れる
- 年間5,000キロ走行の人…16年で元が取れる
ということになります。
年間走行距離が極端に多い人は意外とお得なのですが、1万キロ未満の人は「なかなか元が取れずに車の寿命が来てしう」つまりほとんどの人は元を取れないと考えてもらっていいでしょう。
デメリット2.車重が重くなる
スポーツカーなどが好きな人は気にしますが、ハイブリッド車は車重が重くなります。
そのため「若干もたつきを感じる場面がある」というのが本当のところです。
例えば急な坂道では「あれ?なかなか登りきらないぞ?」などと思うケースがあります。
これは電気のパワーが急な力で登る能力があまり高くないからなのですが、時折このようなデメリットを感じることがあるのです。
とはいえ実際のところ、日常的に急な坂道で停車し、発信する機会はそれほど多くはありませんから「意外と気にしなくても良いレベル」と思っても、大きな問題ではないでしょう。
以上がハイブリッド車の仕組みと、メリット・デメリットでしたが、
- 燃費が良いということは「ガソリンを入れる手間も省ける」ということなのでは?
- その分車両価格が高くなっても、意外と損している実感はないのでは?
- 車重が重くても、一般的な走行ではパワー感が強いため、問題ないのでは?
と思ったことでしょう。
その考えは正しいため、筆者としては「見た目の金額は高いが、意外と損ではなくオススメ」というのが本音です。
とはいえ国産のハイブリッド車は数多く販売されていて、選びきれませんよね。
そこで次章では、筆者がプロとしてオススメできる「コスパ抜群のハイブリッド車」を紹介していきます。
コスパ抜群ハイブリッド車ランキングTOP10
筆者がプロ目線による独断と偏見で選んだ、コスパ抜群のハイブリッド車は下記の10車種です。
- 第10位…ホンダ インサイト
- 第9位…ホンダ CR-Z
- 第8位…ホンダ フリードハイブリッド
- 第7位…トヨタ プリウスα
- 第6位…ホンダ ヴェゼル
- 第5位…トヨタ SAI
- 第4位…レクサス HS
- 第3位…ホンダ フィットハイブリッド
- 第2位…トヨタ アクア
- 第1位…トヨタ プリウス
それぞれ以下に分けて特徴や車両価格を紹介していきましょう。
第10位…ホンダ インサイト
第10位はホンダから販売されて“いた”インサイトです。
特徴
今は生産中止の車種となっていますが、近年中に復活の予定もあります。
中古車市場では「非常に手の届きやすいハイブリッド車」です。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…1,930,000円(販売時)
- 中古車価格のボリュームゾーン…50~80万円程度
燃費性能
発売当時の公式燃費は27.2㎞/Lで、今でも十分に「低燃費のハイブリッド車」ということができます。
また中古車価格が非常に安いことから、誰もが気軽に乗り始められるハイブリッド車の一つと言えます。
第9位…ホンダ CR-Z
第9位はホンダから販売されて“いた”CR-Zです。
CR-Zはハイブリッド車でありながらスポーツカーであり、「スポーツカーに乗りたいけど燃費が気になる…」という人にはオススメの1台です。
特徴
CR-Zはハイブリッド車でありながらスポーツカーであり、「スポーツカーに乗りたいけど燃費が気になる…」という人にはオススメの1台です。
またモーターのパワーをスポーツ走行時にアシストしてくれる、「プラススポーツシステム」も採用されているため、スーパーカーを操っている感覚も得られます。
現在は新車の生産は中止されているため、中古車の購入のみとなります。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…2,800,000円(新車販売時)
- 中古車価格のボリュームゾーン…100~200万円程度
燃費性能
発売当時の公式燃費は21.6㎞/Lと、スポーツカーの中では断トツといえます。
また筆者の友人で実際に乗っている人がいますが、低燃費走行を心がければ25㎞/L程度まで伸びるとのこと。
そのため維持費を気にせず乗れるスポーツカーということができます。
第8位…ホンダ フリードハイブリッド
第8位はホンダから販売されている、フリードハイブリッドです。
特徴
現行フリードハイブリッドは、ハイブリッドのコンパクトミニバンです。
そのためファミリー層に非常に人気の高い車種といえます。
燃費性能&使い勝手を求める人にオススメの1台と言えるでしょう。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…2,496,000円
- 中古車価格のボリュームゾーン…100~200万円程度
燃費性能
メーカー公式燃費は27.2㎞/Lと、ミニバンの中でもトップクラスに優秀です。
そのためやはりガソリン代のコストを削減することは十分に可能でしょう。
ただし狙い目は前モデルの中古車。
現行モデルはまだまだ高く、値引きも渋いため中古の前モデルを150万円程度で探すと非常に優良な個体を見つけることができます。
第7位…トヨタ プリウスα
第7位はトヨタから販売されているプリウスαです。
特徴
プリウスαはトヨタの代表車種「プリウス」の派生モデルです。
7人乗り仕様も販売されていますが基本はトランクルームとして使い、広々とした荷室を確保して使い勝手を優先させる人が多いのが特徴です。
また大きすぎない車体であるため、女性や高齢者にも人気の1台と言えます。
代表グレードの車両価格
- 新車価格… 2,708,640円
- 中古車価格のボリュームゾーン…100~200万円程度
燃費性能
燃費性能はメーカー公式で26.2㎞/Lと、他の車種と比較して見劣りしてしまいます。
ただし燃費だけではなく、単純な使い勝手が非常に優秀であるため、実用性を考えたコスパとしては「超優秀」だと思っても問題ありません。
また人気車種であるため、買い替えの際に高額査定の期待ができるでしょう。
第6位…ホンダ ヴェゼル
第6位はホンダから販売されているヴェゼルです。
特徴
ヴェゼルのボディタイプは「コンパクトSUV」です。
最近流行っているボディタイプなのですが、見た目のスポーティーさに人気が集中しています。
また比較的新しいモデルであるため今どきの車らしい外観をしており、端的に言うと「格好いい」と言えるモデルです。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…2,075,000円
- 中古車価格のボリュームゾーン…150~200万円程度
燃費性能
燃費性能はメーカー公式で21.2㎞/Lですが、実はSUVの中ではトップクラスと言えます。
そのため「SUVに乗りたいけど、どうしても燃費が悪いイメージがある」という人にはオススメの1台と言えるでしょう。
第5位…トヨタ SAI
第5位はトヨタから販売されて“いた”SAIです。
https://www.instagram.com/p/BVyNGBDFqHB/
特徴
現在は生産中止されていますが、SAIはトヨタ車の中でも「高級ライン」に位置するハイブリッドセダンでした。
そのため車内装備は高級感があり、所有欲を程よく満たしてくれる1台となっています。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…3,406,909円(新車販売時)
- 中古車価格のボリュームゾーン…100~200万円程度
燃費性能
メーカー公式燃費は22.4㎞/Lですが、他の高級セダンと比較すると「非常にレベルが高い燃費」ということができます。
そのため高級感&実用性を気にする人にとっては、非常にオススメできる1台です。
第4位…レクサス HS
第4位はレクサスから販売されて“いた”HSです。
https://www.instagram.com/p/BXKxPeqHNjK/
特徴
現在は生産中止モデルとなっていますが、HSはトヨタ系高級車メーカー「レクサス」の中で、代表的なハイブリッド車でした。
そのため車両自体は非常に高級感が強く、誰が乗っても満足できる車種ということができます。
また第5位に挙げたSAIの上位互換として見られることが多いのですが、車両の質感などは全くの別物で、「さらに所有欲が満たされる」と思っても間違いありません。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…4,500,000円(新車販売時)
- 中古車価格のボリュームゾーン…150~200万円程度
燃費性能
メーカー公式燃費は20.6㎞/Lと、決して非常に優秀とは言えません。
しかし150~200万円程度で優良な個体が見つかること、そしてレクサス独自の高級感を気軽に味わえることを考えると、非常にオススメの1台であることは間違いありません。
第3位…ホンダ フィットハイブリッド
第3位はホンダから販売されているフィットハイブリッドです。
特徴
ホンダのフィットハイブリッドは、ハイブリッド車の中でも1・2を争うほど人気の車種です。
そしてコンパクトカーでもあるため、老若男女問わず使い勝手が良いのも特徴と言えます。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…2,079,000円
- 中古車価格のボリュームゾーン…80~130万円程度
燃費性能
燃費性能はメーカー公式で最大34.0㎞/Lと、ハイブリッド車全体でもトップクラスの燃費となっています。
実際に筆者の知人も乗っていますが、「前回いつガソリンを入れたのか忘れてしまった…」というほどなのだとか。
また燃費性能だけではなく、コンパクトカーであるにもかかわらず「意外と広い」と言える荷室や、ホンダ独自の「スポーティーな乗り心地」も体感することができる1台です。
第2位…トヨタ アクア
第2位はトヨタから販売されているアクアです。
https://www.instagram.com/p/Bq4KinOl2Og/
特徴
第3位のフィットと同じく、コンパクトハイブリッド車です。
フィットと人気を二分しますが、アクアの方が燃費性能に優れているため、若干アクアの方が人気があります。
またアクアはファッション的な要素があり、カラーラインナップの豊富さや、オフロード風の「クロスオーバー」仕様などが存在しており、見た目にも楽しいハイブリッド車と言えます。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…1,886,760円
- 中古車価格のボリュームゾーン…80~130万円程度
燃費性能
メーカー公式で最大38.0㎞/Lと、目を見張るほどの燃費性能を誇っています。
また売れ筋モデルでも34.4㎞/Lと、やはりトップクラスであるのは間違いありません。
そのため「とにかく燃費の良い車が欲しい」という人にとっては、間違いなくピッタリの1台ということができます。
第1位…トヨタ プリウス
第1位はトヨタから販売されているプリウスです。
特徴
「ハイブリッド車と言えばプリウス」といえるほど、ハイブリッド車の中でもパイオニア的な存在と言えるでしょう。
そのため世間的な人気も圧倒的と言えます。
またセダンタイプであるため、トランクルームの広さは「ファミリーが使っても十分」と言えるほどであり、実際に筆者も所有していましたが「本当に使いやすい1台」でした。
代表グレードの車両価格
- 新車価格…2,628,327円
- 中古車価格のボリュームゾーン…150~200万円程度
燃費性能
燃費性能は、メーカーの公式発表では「最大40.8㎞/L」になります。
つまりハイブリッド車の中では最高峰というわけです。
また燃費性能だけではなく、特徴でも説明したように「使い勝手も非常に良い」と言えます。
さらにいうと中古車価格はあまり高くありません。
そのため
- 燃費
- 使い勝手
- 購入コスト
といったすべてを享受でき、誰もが満足いくのは間違いないでしょう。
まとめ
以上、ハイブリッド車に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- ハイブリッド車は「ガソリンエンジン×モーター(電気)」を併用している車の総称である
- ハイブリッド車は低燃費であるほか、パワーの強さというメリットもある
- 逆に購入コストが高いというデメリットもある
- ただしコスパで選べば、様々な車種が射程圏内になる
【裏技】愛車を10円以上高く売る方法
車の乗り換え等で売却を考えている時、そのままディーラーに下取りしていませんか?
答えがYESな人は30秒時間をください。
10万円以上得するかもしれません!
ディーラーよりも高く売る方法・・・それは「カーセンサー」を使うことです。
カーセンサーを使うと、最大10社の査定額を比較できます。
各社が買取額を競ってくれるため高く売れるわけです。
もちろん、希望の売却額に届かなければ売らなくてもOK!