新しく車を購入するとき、ほとんどの人が自動車保険に加入します。
そして「予想よりも多くの維持費がかかることも…」ということは多くあるのが現状です。
そのため維持費を意識した時に「中古車を購入すべきか、新車を購入すべきか」という大きな問題が立ちはだかることもしばしばあるでしょう。
つまりあなた自身、気になるのは「中古車で加入する自動車保険の相場」なのではないでしょうか。
そこで今回は中古車を購入した時の自動車保険について、元自動車保険営業マンである筆者が、新車の自動車保険との比較をしながら詳しく解説していきましょう。
【裏技】同じ保証内容なのに保険料が半額に!?
自動車保険料は、保険会社によって差が激しいのをご存知ですか?
実際に筆者は親から紹介された大手保険会社で12万だった保険料が、三井ダイレクトに変えて5万円になりました。
なので、複数の自動車保険会社から見積もりを取ってください。
と言われても面倒ですよね・・・
そこでオススメなのが「保険スクエアbang!」の自動車保険一括見積りサービスです。
自動車保険一括見積りサービスは、1回ネットで申し込むと、大手を含めた各保険会社からメールでの見積もり結果が瞬時に届く&後日に見積もりのハガキが郵送で届きます。(営業電話などは一切掛かってきません。)
これを使えばカンタンに最安値の自動車保険が見つかります。
同じ保証内容なのに・・・半額以上安くなるかも!?
特に親や知人から紹介された人は半額以上安くなる可能性大
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
1.中古車と新車では保険料が変わる
まず中古車と新車の保険料に関してですが、実は「保険料が変わる要因がある」ということができます。
というのも新車と中古車では、それぞれ保険料が変わる大きな要因があるからです。
その要因については下図をご覧ください。
実は新車の場合には「新車割引」が、そして中古車の場合には「車両保険の補償限度額」が関係しており、結果的に保険料が大きく前後することとなるのです。
とはいえ説明をご覧になるだけではイメージできない部分も多いかと思いますので、実際に新車と中古車で試算した結果を下記に載せておきますから、ご覧ください。
車両の状態 | 車種名 | 車両保険の 補償限度額(万円) | 年間保険料(円) | 新車と10年落ちの 差額(円) |
---|---|---|---|---|
新車 | ステップワゴン スパーダ | 305 | 126,190 | 13,260 |
3年落ち | 220 | 123,510 | ||
5年落ち | 70 | 126,390 | ||
7年落ち | 30 | 116,730 | ||
9年落ち | 20 | 112,930 |
※保険料算出条件
- ノンフリート等級:10等級(事故有0)
- 使用目的:通勤通学片道10㎞未満
- 年間予定走行距離:1万㎞
- 主な使用地域:愛知県
- 免許証の色:ゴールド
- 年齢条件:26歳以上補償
- 運転者限定:本人・配偶者限定
- 車両保険:あり、一般条件、オススメで出てこない5年・7年・9年落ち車両はそれぞれ70万円・30万円・20万円で設定
- その他の条件:損保ジャパン日本興亜の「補償充実プラン」を選択
ご覧いただくと分かるように、実は新車時の保険料と5年落ち時点の保険料はほとんど変わらないという結果になりました。
実は新車割引という制度では、多くの場合で4年前後の間有効期間があり、その結果として今回の試算表では3年落ちまでが安くなっているのです。
また9年落ちのように、非常に古い車の場合には車両保険の補償限度額が低くなることから、保険料は徐々に下がってきます。
とはいえ今回の結果から分かるように、初度登録から数年程度の車であれば「新車と比較してもそれほど大きな差は生まれない」ということが言えます。
ただし、実際に車を購入するときは中古車が新車よりも安いのは事実です。
そのため予算や金額的な部分を見るのであれば「中古車の方がオススメ」といえるでしょう。
そこで次章では、中古車の購入によって自動車保険を切り替えるタイミングについて説明していきますので、引き続きご覧ください。
2.中古車を購入するとき、自動車保険の切り替えタイミングは「納車時」がベスト
中古車の購入を決定した時、実は自動車保険を切り替えるには「納車時」がベストタイミングになります。
なぜなら今乗っている車を車買取した場合でも、今の自動車保険のまま代車に乗り、さらに中古車が納車されるときに自動車保険を切り替えると「無駄がない」といえるからです。
下図をご覧いただくと、分かりやすいでしょう。
このように自動車保険の手続きをしていけば、無駄な空白期間を開けることなくきちんと自動車保険を切り替えていくことが可能になります。
また納車時の名義変更手続きや自動車保険の切り替え手続きに関しては、
- 中古車の名義変更手続き…中古車の名義変更手続きは販売店が代行してくれ、最短で1週間程度あれば十分に可能
- 自動車保険の切り替え手続き…代理店や保険会社がきっちり手続きしてくれるので、依頼して任せるだけで大丈夫で、さらに納車日に合わせてくれる
といえるため、あなたが気にするのは「納車日と切り替えのタイミング」だけなのです。
とはいえ自動車保険の切り替えをしていくとき、保険会社や代理店へ連絡するのが面倒くさいため「そのまま中古車販売店がやっている保険代理店で、一緒に話をしてしまおう」と思うことがよくあります。
そこで次章では、中古車販売店が運営している保険代理店について解説していきましょう。
3.中古車販売店が運営している代理店では自動車保険に加入するな!
中古車販売店が運営してる保険代理店で自動車保険に加入することは「まったくオススメできない」
というのも中古車販売店が運営している保険代理店で切り替え手続き等をすることはラクなのですが、保険料が非常に高くなってしまうケースが多いのです。
なぜなら中古車販売店が運営しているのは「代理店型」と呼ばれるタイプの自動車保険であり、「通販型」と呼ばれる自動車保険とは比較にならないほど保険料が高くなってしまうからです。
下記に代理店型と通販型の年間保険料を比較した結果を載せておきますので、ご覧ください。
自動車保険の種類 | 年間保険料(円) | 差額(円) |
---|---|---|
代理店型 | 181,910 | 75,370 |
通販型 | 106,540 |
※保険料算出条件
- ノンフリート等級:6等級新規
- 車種:ホンダ ステップワゴンスパーダ(RP3型)
- 年式;平成27年12月
- ASV割引:あり
- 使用目的:通勤通学
- 年間予定走行距離:11,000㎞以下
- 主な使用地域:愛知県
- 免許証の色:ゴールド
- 年齢条件:26歳以上補償
- 運転者限定:本人・配偶者限定
- 車両保険:あり、一般条件
- その他の条件:損保ジャパン日本興亜の「補償充実プラン」と、ソニー損保の「もっと安心プラン」を選択
実にこれだけの保険料差が出てしまうのです。
そのため中古車を購入するのと一緒に、通販型の自動車保険へ切り替えることで「もっとお得になる」ということができます。
また中古車販売店では、営業マンは「中古車販売のプロ」であり、「自動車保険のプロ」ではないことが多いです。
つまり専門的な知識が乏しいという担当者が多くなってしまい、どうしても不安が残ってしまうのです。
また最悪の場合、知識不足のまま間違った提案をされて、その結果としてあなたが「万が一の際に補償されない」というリスクを背負うことがあるといえます。
以上のことからも理解できたかと思いますが、筆者としては中古車購入のタイミングで「通販型の自動車保険」へ切り替えることをオススメします。
また最もお得な通販型の自動車保険に切り替えるために重要なのが、複数の保険会社の見積もり結果を比較することです。
そうすることで確実にお得な自動車保険を見つけることができます。
とはいえ実際のところ、複数の保険見積もりを作成し、比較していくことは正直「面倒くさい」というのが本音でしょう。
そこで筆者がオススメするのは「自動車保険一括見積もり」というサービスです。
サービスの詳細は下記にしていきますが、ぜひご覧になって利用してくださいね。
自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか
自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。
そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。
また申込方法に関しても非常に簡単で、
- あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
- あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
- あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)
を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。
つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。
とはいえまだ不安がありますよね。
その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。
そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。
安心して利用することはできる
先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。
なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。
また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。
そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。
また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。
というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。
仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。
以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。
そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。
意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!
【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ
ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?
正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。
自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、
- 運営会社が大きい
- 長期に渡ってサービスが継続している
- 多くの保険会社が加盟している
のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。
そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。
実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。
第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」
- 最大19社から見積もりが取れる
- 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
- 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」
- 最大20社から見積もりが取れる
- 利用者累計900万人
- 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
- gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
- SBIホールディングス(東証一部)が運営
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」
- 最大18社から見積もりが取れる
- 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
- 東証一部上場
- 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表
また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。
確認項目 | インズウェブ | 保険スクエアBang! | 価格.com | |
---|---|---|---|---|
上場 | 上場(SBIホールディングス) | 非上場(ウェブクルー) | 上場 | |
サービス開始 | 2000年 | 1998年 | 不明 | |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
一括見積入力時間 | 5分 | 5分 | 5分 | |
保険会社 | オリコン満足度ランキング | 最大20社 | 最大19社 | 最大18社 |
イーデザイン損保 | 1位 | 〇 | 〇 | 〇 |
セゾン自動車火災 | 2位 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソニー損保 | 3位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チューリッヒ | 4位 | 〇 | 〇 | 〇 |
アクサダイレクト | 5位 | 〇 | 〇 | 〇 |
AIU保険 | 6位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井ダイレクト損保 | 7位 | 〇 | 〇 | 〇 |
富士火災海上 | 8位 | 〇 | 〇 | 〇 |
SBI損保 | 9位 | 〇 | 〇 | 〇 |
日新火災海上 | 10位 | 〇 | 〇 | |
東京海上日動火災 | 11位 | 〇 | 〇 | 〇 |
損保ジャパン日本興亜 | 12位 | 〇 | 〇 | 〇 |
朝日火災海上 | 13位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井住友海上火災 | 14位 | 〇 | 〇 | 〇 |
そんぽ24 | 15位 | 〇 | 〇 | 〇 |
共栄火災海上 | 16位 | 〇 | 〇 | |
あいおいニッセイ同和 | 17位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チャブ保険 | 〇 | 〇 | ||
セコム損保 | 〇 | 〇 | ||
ゼネラリ | 〇 | 〇 | ||
全労済 | 〇 | 〇 |
※2025年1月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。
この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。
正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。
そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
4.まとめ
以上、中古車の自動車保険に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- 中古車と新車では、保険料が異なるものの「結果として大幅な違いはない」といえる
- 中古車の自動車保険の切り替えタイミングは「納車時」であれば無駄がない
- 中古車の切り替えをするときは中古車販売店はオススメできず、「通販型」が安くて安心できる
- よりお得な通販型の自動車保険を探すには、自動車保険一括見積もり「保険スクエアbang!」というサービスがオススメ
【裏技】愛車を10円以上高く売る方法
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