自動車保険

自動車保険の団体割引ってどんな制度?お得になる団体割引制度を徹底解説!

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

自動車保険に加入するとき、あなたは何を最も重要視していますか?

「事故対応」や「顧客対応」、そして「専門性」など重要視したいポイントはいくつかあるでしょう。

しかしそんなポイントの中でも「保険料の安さ」は最も重要な部分になりますよね。

そのため保険料が割り引かれる制度として「○○割引」といった保険料割引の制度について気になっているでしょう。

そんな自動車保険の保険料割引の制度の中に「団体割引」というものがあります。

聞いたことはありませんか?

この団体割引は主に大手企業などに勤務している、または家族が勤務している場合に聞く場合が多いのですが、

  • 自動車保険の団体割引はどのような制度なのか
  • どのような条件であれば使用することができるのか、またどの程度安くなるのか
  • 団体割引の他に、お得で安心できる自動車保険の探し方を教えてほしい

など、様々なことが気になりますよね。

そこで今回は元自動車保険営業マンとして保険代理店に勤務していた筆者が、「自動車保険の団体割引がどのような保険料割引の制度なのか」そして「団体割引によってどの程度保険料が安くなるのか」といった内容について、詳しく解説していきましょう。

内容は非常に簡単で分かりやすく説明していきますし、読みやすくまとめていますから、ぜひ最後まで気楽に読み進めてくださいね。

読み終わる頃には「自動車保険の団体割引ってこんな制度だったのか」「保険料を抑えるためには、団体割引の他にもこんな方法があったのか」と思うこと間違いなしですよ!

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1.そもそも自動車保険の団体割引ってなに?

自動車保険には様々な割引制度があることはご存知ですか?

例えば「セカンドカー割引」では「2台目の契約の際に適用される割引」のことを指しており、顧客に対して比較的公平に提供されている割引制度です。

しかし「団体割引」と呼ばれる保険料の割引制度は、簡単に説明すると「大口の顧客に対していくらかの割引を適用する」という制度になります。

つまり保険会社にとって「大口の顧客」と認定されなければ割引の適用を受けることができないということになるため、実は「すべての顧客に公平とはいい難い割引制度である」ということになるのです。

また「大口顧客」の定義は保険会社によっても異なりますが、基本的には「勤務している企業に対して適用される割引」となっているため、企業(職場)の従業員数によって団体割引の適用は可否が別れます。


とはいえ従業員数が数千人~数万人という超大手企業では当たり前のように団体割引の制度を取り入れていますし、筆者の知る限りでは従業員数100人程度の企業でも団体割引を受けることができていました。

「その企業が福利厚生の一部として取り入れているかどうか」という部分もポイントとなると覚えておいてくださいね。

また団体割引を導入している企業の特徴としては「関連会社やグループ企業で自動車保険をはじめとする保険関連事業を行っている」というポイントがあります。

そのためあなたの勤めている企業や職場の関連に保険事業を行っている企業などが無いか確認しておけば、ある程度「自分の勤務先では団体割引があるかどうか」と何となく知ることができます。

以上のことから、団体割引は

  • 数百人~数万人規模の企業や団体などで適用される保険料割引である
  • すべての顧客に対して平等に適用される割引ではない
  • 勤務先のグループ企業などで「保険事業」を行っている場合には、団体割引の適用がされる可能性が高い

ということになると覚えておきましょう。

しかし実際に団体割引がどのような条件で使用することができるのか、気になりますよね。

そこで次章では、どんなときに団体割引を使用することができるのかご紹介していきましょう。

2.どんなときに使用することができるの?

自動車保険の団体割引が「大口顧客に対する割引である」ということは分かりましたよね。

つまり団体割引は「企業などの団体が、自社の従業員数から大口契約をすることで得られる割引」だと思ってください。

しかし団体割引の適用条件として「どのようなときに使用することができるのか」と気になりますよね。

その結論としては「自社の企業の担当窓口に問い合わせる」ということしか方法はありません。

そのため団体割引が適用される順序としては、

  1. 勤務先の企業で「自動車保険の団体割引があるか」聞いてみる
  2. 団体割引が適用できる場合には、担当部署で手続き(自動車保険の加入や乗り換えの手続き)を取る
  3. 割引後の保険料を支払う

ということになります。

とはいえ「担当部署ってどこなの?」と思ってしまいますよね。

その答えとしては、大まかではありますが「総務部門」または「保険担当部門」となりますので、勤務先の従業員数が百人前後~数万人以上である場合には、一度聞いてみることをオススメします。

以上、ここまでご覧になると「適用されるかどうかは後で確認するとして、割引率などはどの程度になるのか」と気になってきませんか?

そこで次章にて、団体割引の割引率についてご紹介していきましょう。

3.割引はどの程度?大きく安くなることはできるの?

団体割引の割引率に関しては、実は「詳細は分からない」というのが本音です。

というのも自動車保険の団体割引は「企業が個々に契約しているから」という理由があるからなのです。

そのため実際にその企業に勤務して、どの程度の割引が適用されるのかを知る必要があるということを覚えておきましょう。

しかし非常に大まかではありますが、目安が無いわけではありません。

そこで実際に筆者が自動車保険のプロとして勤務していた際の目安を、大まかではありますが下記に箇条書きしておきましたのでご覧ください。

  • 従業員数が「数万人」以上…20~30%程度
  • 従業員数が「数千人」以上…10~20%程度
  • 従業員数が「数百人」以上…5~10%程度

となります。

そして筆者が知っている(つまり内通していた)従業員数100人程度の企業では、割引率は「5.0%」でした。

つまり「団体割引が適用されることによって、大まかではあるが5%以上は安くなりそうだ」ということが分かります。

またトヨタなどの超大手企業では、従業員数や保険契約数も非常に多くなることから、最大で30%程度の割引を受けられるということは保険業界では有名な話です。

そのためあなたが勤務している、または所属している団体の人数によって、大きく保険料が割り引かれお得になると覚えておきましょう。


しかし一方で、「団体割引を適用するよりもお得な保険料で自動車保険に加入できる場合がある」という事実もあります。

というのも団体割引はその団体で取り扱っている自動車保険でしか適用されないのですが、団体割引が適用される自動車保険自体が「そもそもの保険料が高い」のです。

例えば下記の保険料比較表をご覧ください。

保険会社名年間保険料(円)差額
損保ジャパン日本興亜127,84057,240
チューリッヒ70,600

※保険料算出条件(2024年11月現在)

  • 車種:エクストレイル(NT32型)
  • 車両保険:有り(一般型で保険会社のオススメプランを選択)
  • 初度登録:平成28年12月登録で試算
  • 等級:15等級(事故有0)
  • 運転者限定:本人・配偶者限定
  • 年齢条件:26歳以上
  • 免許の色:ゴールド
  • 主な使用目的:通勤通学
  • 年間走行距離:5000~10000km
  • その他補償内容:各社のオススメプランを選択

損保ジャパン日本興亜」は団体割引が適用される代表的な保険会社です。

対してチューリッヒの自動車保険は団体割引が適用されないのですが、仮に損保ジャパンの自動車保険で最大30%もの保険料割引が適用されたとしても89,000円程度になるため、結果的には20,000円近くも安くなるということが分かります。

またチューリッヒの自動車保険は保険業界では非常に大手であるため、事故対応をはじめとする顧客対応や補償内容も特に問題なく、逆に「ロードサービスなどは一般的な自動車保険よりも充実している」ということができるのです。

決して団体割引にこだわる必要はなく、安くて安心できる自動車保険を探すのであればチューリッヒをはじめとする通販型の自動車保険から探すことが重要であり、よりお得になることができると覚えておきましょう。

とはいえ通販型の自動車保険にも様々な種類がありますから、どこの保険会社を選択すればいいのか分かりませんよね。

そこで次章では、通販型の大手保険会社を選択する方法としてオススメな「自動車保険一括見積もり」というサービスについてご紹介していきましょう。

4.団体割引が無くてもお得な自動車保険に加入するなら「自動車保険一括見積もり」がオススメ!

これまでの解説をご覧になって「団体割引はたしかにお得になるが、実際にはチューリッヒをはじめとする通販型の自動車保険の保険料の方が安くなりそうだ」ということが分かりましたよね。

そのため筆者としては、お得で安心できる自動車保険に加入する場合には「大手通販型の自動車保険に加入すること」をオススメしています。

しかし先程ご紹介したチューリッヒをはじめ通販型の保険会社はいくつもあるため、「結局のところどの保険会社が最も安いのか」ということは、実際に保険料を試算するまで分からないのです。

とはいえすべての通販型自動車保険の保険見積もりを作成して比較することは面倒くさいですよね。

そこでオススメなのが「自動車保険一括見積もり」というサービスなのです。

本章ではそんな自動車保険一括見積もりについて詳しく解説していきますから、ぜひ引き続きご覧になってくださいね。

自動車保険一括見積もりってどんなサービスなの?

自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社程度の保険会社に一括して、ほとんど同様の保険見積もりを依頼することができます。

そのためあなたは一度の申し込みをするだけで一気に何社もの保険見積もりを手に入れることができ、結果的に最も安い保険料の自動車保険がどこなのかを簡単に調べることができるのです。

そして申し込み方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
  • あなたが必要とする補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
  • あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)

を入力するだけですから、自動車保険の知識がある早い人で2分、知識があまりない遅い人でも5分前後あれば十分に完了させることができます。

つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最も保険料の安い自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができるのです。

そのため利用に関してはあなた自身「検討する価値あり」と感じているかと思いますが、実際に申し込みをしようと思った場合に「個人情報の入力をするのは不安がある…」「一括○○って申し込み後にしつこく電話勧誘がかかってくるから嫌だ」と思ったことでしょう。

そこで次に、自動車保険一括見積もりが安心して利用することのできるサービスなのか説明していきましょう。

安心して利用することはできるの?

先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができる」ということができます。

なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべて大手企業が運営しているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、あなたの個人情報が不正に使用される事がないからです。

また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社についても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取り扱いには細心の注意を払っており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいといえます。

そのため申し込み時に必要な個人情報の入力に関しては、安心してください。

また申し込み後の電話勧誘については一切なく、実はハガキ(DM)やメールによる見積もり提示やお得なプレゼントキャンペーンなどの案内があるだけですから、あなたに迷惑がかかることはありません。

仮にキャンペーンなどの案内が邪魔だと感じた場合にも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、安心してくださいね。


以上のことから、自動車保険一括見積もりは最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、安心して利用することのできるサービスであると覚えておきましょう。

本当に簡単な申し込みをするだけで、確実にお得な自動車保険を探し出すことができますし、団体割引を無視できるほどにお得になることもできますから、ぜひ一度お試しくださいね。

必ずあなたが満足できる保険料の自動車保険に巡り合えますよ!

【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ

ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?

正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。

自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、

  • 運営会社が大きい
  • 長期に渡ってサービスが継続している
  • 多くの保険会社が加盟している

のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。

そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。

実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。

自動車保険一括見積りのハガキ自動車保険一括見積りのハガキ

第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」

保険スクエアbang!保険スクエアbang!
  • 最大19社から見積もりが取れる
  • 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
  • 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗

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第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」

保険の窓口 インズウェブ保険の窓口 インズウェブ
  • 最大20社から見積もりが取れる
  • 利用者累計900万人
  • 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
  • gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
  • SBIホールディングス(東証一部)が運営

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第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」

価格.com 自動車保険 比較・見積もり価格.com 自動車保険 比較・見積もり
  • 最大18社から見積もりが取れる
  • 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
  • 東証一部上場
  • 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施

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一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表

また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。

確認項目インズウェブ保険スクエアBang!価格.com
上場上場(SBIホールディングス)非上場(ウェブクルー)上場
サービス開始2000年1998年不明
利用料無料無料無料
一括見積入力時間5分5分5分
保険会社オリコン満足度ランキング最大20社最大19社最大18社
イーデザイン損保1位
セゾン自動車火災2位
ソニー損保3位
チューリッヒ4位
アクサダイレクト5位
AIU保険6位
三井ダイレクト損保7位
富士火災海上8位
SBI損保9位
日新火災海上10位
東京海上日動火災11位
損保ジャパン日本興亜12位
朝日火災海上13位
三井住友海上火災14位
そんぽ2415位
共栄火災海上16位
あいおいニッセイ同和17位
チャブ保険
セコム損保
ゼネラリ
全労済

※2024年11月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。

この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。

正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。

そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。

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5.まとめ

以上で、自動車保険の「団体割引」に関する解説を終了しますが、ご覧になると「団体割引は企業によって異なる」「適用される場合でも、実はそれよりも安い自動車保険はある」ということが理解できましたよね。

そのため自動車保険の加入を検討するときには、実は「団体割引はそれほど考える必要がない」ということになります。

もちろん勤務先の事情で、必ず団体割引が適用される自動車保険に加入しなければならない場合もありますが、もっと安い保険料の自動車保険もあるということは覚えておきましょう。

最後にまとめると、

  • 団体割引とは「企業などの団体が大口顧客割引として契約している保険料割引」のことである
  • 団体割引を適用させることで最大30%程度の割引が期待できるが、実は通販型の自動車保険の方が「割引後の保険料よりも安くなる」という場合がある
  • 最も安い保険料の自動車保険を簡単に見つけるには、自動車保険一括見積もりというサービスの利用がオススメである

ということになります。

特に最後にご紹介した自動車保険一括見積もりに関しては、本当に簡単な申し込みをするだけで間違いなく最も安い自動車保険が見つかりますから、ぜひ一度ご利用くださいね。

あなたの予想を超えた保険料が必ず提示され、最終的には「こんなにお得な保険料で自動車保険に加入することってできるんだ!」とビックリすること間違いなしですよ!

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