車修理

ランプカバーの故障修理ごときで車両保険を使うべきではない理由

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

車のランプカバーが破損してしまった場合、少しだけ残念な気持ちはあるものの修理しなければなりません。

というのも、車検を取得する条件の保安基準として、ランプカバーに破損がある場合には「危険」と見なされて、適合しなくなるからです。

とはいえ気になるのは修理費用。

「もし高いなら自動車保険で直してしまおうか…」と考えていませんか?

先に結論を述べておくと、実は「自動車保険を使ってランプカバー修理をすると損する可能性が大」ということができます。

とはいえ今、自動車保険について考えたあなたは「間違いなくお得になるチャンス」ということもできるのです。

そこで今回は、自動車保険を使わずにランプカバーを修理して、さらにお得になる方法を、自動車保険&新車営業マンをしていた筆者が詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

損する理由、得する理由がきちんと理解できますよ!

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なので、複数の自動車保険会社から見積もりを取ってください。

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1.車のランプカバー修理金額は最大でも10万円程度

車のランプカバーは頑丈に製造されていますが、例えば何かにぶつかってしまった際や、道路上で飛び石被害を受けた場合には「破損してしまう」という可能性があります。

そして冒頭でも述べているように、破損している場合にはきちんと修理をしなければなりません。

というのも車検が通らない可能性が高いから。

そこで気になるのが、部品代を含めた修理金額ですよね。

早速、下記に大まかな金額を載せておきますので、ご覧ください。

修理・交換箇所金額
フロント(ヘッド)ランプ5~10万円程度
バックランプ無料~5,000円程度円程度
サイドミラーウインカー部1~3万円程度
テールランプ5~10万円程度
ナンバー灯無料~5,000円程度円程度

それぞれ概算であり、社外品で華美な商品を使っている場合はこの限りではありませんが、以下にそれぞれの内容を簡単に説明していきましょう。

フロント(ヘッド)ランプカバー

フロントランプのカバーに関しては、比較的高額になります。

というのもランプカバーが破損している場合には、構造上「カバーだけの交換ができない」というケースが多いため、結果的に全ユニットの交換となる可能性が高いからです。

そのためフロントランプ全体の部品代として3~5万円は最低でも必要になります。

そして工賃ですが、基本的にはおおむね2~3万円は必要になるため、高くても合計10万円以内には収まることが多いといえます。

また、交換部品があれば、修理にかかる時間も長くて2時間程度となるでしょう。

バックランプカバー

バックランプは車がバックする際に点灯するランプであり、こちらも破損していると車検に適合しなくなります。

とはいえ価格は工賃込みで無料~5,000円程度で「カバーのみの交換」が可能であり、整備工場で部品などが余っている場合には、「無料でやっておくよ~」という可能性もあります。

なぜならバックランプカバーという部品は、後述するナンバー灯と同じく「極端に部品代が安い」というケースが多いからです。

また、交換部品があれば、修理にかかる時間も長くて2時間程度となるでしょう。

サイドミラーのウインカーランプカバー

サイドミラーをぶつけてしまうと、ミラーカバーに装着されているウインカーカバーが破損してしまう場合があり、修理・交換金額はおおむね1~3万円で可能です。

そして交換はランプカバーのみでできることが多く、大掛かりな交換作業は必要ではないため価格は比較的安い傾向にあります。

また、交換部品があれば、修理にかかる時間も長くて2時間程度となるでしょう。

テールランプカバー

テールランプカバーに関しては、前述したフロントランプカバーと同じく「比較的高額」になります。

というのもテールランプには、

  • ウインカーランプ機構
  • バックランプ機構
  • ブレーキランプ機構
  • ポジションランプ機構

などが備わっていることが多く、その結果として全交換となるケースが圧倒的に多いからです。

そのため価格はフロントランプカバーと同程度となることが多く、5~10万円は必要になると思ってください。

また、交換部品があれば、修理にかかる時間も長くて2時間程度となるでしょう。

ナンバー灯カバー

ナンバー灯カバーは、非常に安い部品であり、カバーのみで交換可能です。

そのためバックランプと同じく、無料で対応してくれることもあります。

また仮に部品代が必要になった場合でも、作業自体はそれほど難しくないため、整備工場などで5,000円もあれば十分に対応してもらえるでしょう。

また、交換部品があれば、修理にかかる時間も長くて2時間程度となるでしょう。


以上、各部のランプカバー修理に関する金額を紹介してきましたが、最大で10万円程度の修理費用になります。

そこで気になるのは「自動車保険を使ったら損なのか」ということですよね。

次章では、自動車保険を使ったランプカバーの修理について説明していきましょう。

2.保険を使ってランプカバー修理をするのは損?得?

そもそもの話なのですが、保険を使ってランプカバーの修理をするためには、あなたの自動車保険に「車両保険」というものを付帯させている必要があります。

そして車両保険は2種類あり、

  • 車対車限定型(エコノミー型)…「対車」との事故の場合のみ補償されるため、自損事故や当て逃げでは補償されない
  • 一般型(補償充実型)…基本的にいたずらや当て逃げなどを含めたほとんどの事故で補償される

という分けられ方をしています。

つまりあなたが車対車限定型の車両保険を付帯させていて、電柱や壁でフロントランプカバーを破損させてしまった場合には、そもそも補償されないということになるのです。

そのためまずは「補償されるかどうか」を考え、車両保険の使用を検討します。

そして仮に車両保険が使った場合、翌年度からの保険料が格段に上がるため注意が必要です。

保険を使ってランプカバー修理をすると等級ダウンする

自動車保険では車両保険などにかかわらず、「何かしらの補償をした」という場合には翌年度から等級がダウンしてしまうからです。

等級ダウンの種類としては

  • 1等級ダウン…いたずらなど、自分では防げなかった事故を受けた場合
  • 3等級ダウン…自損事故などで補償を受けた場合

となっています。

そして1等級ダウンの場合には1年間、3等級ダウンの場合には3年間という「ペナルティの割引率」が適用されてしまうため、保険料が大幅に上がってしまうのです。

更新・加入に不利になる?3等級ダウン事故件数と保険料の差を解説自動車保険に加入していると、1年に1回の更新のたびに「等級」が気になってしまいますよね。 そして事故を起こしてしまった時には3等級...

実際に筆者が保険料アップを試算し、比較した結果を下記に載せておきますので、ご覧ください。

年次(A)保険を使用しなかった
場合の保険料(円)
3等級ダウン事故の
場合の保険料(円)
1年目123,340182,800
2年目120,950178,040
3年目118,580173,280
合計362,870534,120
(A)との差額(円)0171,250

※加入条件

  • 保険等級:本年の保険等級を「15等級」とするため
    • 保険の使用なし…翌年から16等級、17等級、18等級…と計算
    • 3等級ダウン事故の場合…翌年から12等級(事故有3)、13等級(事故有2)、14等級(事故有1)…と計算
  • 車種:日産 エクストレイル(NT32型)
  • 初度登録:平成28年12月
  • 使用目的:通勤通学使用
  • 主な使用地域:愛知県
  • 免許証の色:ゴールド
  • 年齢条件:26歳以上限定
  • 運転者の範囲:本人・配偶者限定
  • その他補償:損保ジャパン日本興亜の「補償充実プラン(車両保険は一般条件)」を選択

なんと3年間で17万円も高くなることが分かりました。

もちろん保険会社によってこの結果は異なりますが、おおむね10~20万円程度は高くなると思っても間違いありません。

つまりランプカバーの交換では、

  • 両側のヘッドランプカバー修理…最大20万円程度
  • 両側のテールランプカバー修理…最大20万円程度

など、10万円コースのランプカバー修理が2つ重ならなければ、そもそも保険で修理するのは「検討しなくても良い」ということになるのです。

つまりどこか1つのランプカバーだけを修理する場合には、「保険は使わなくても良い」ということができます。

ただし念のためディーラーや整備工場でランプカバーの修理見積もりを取ってから、保険会社に連絡してください。

「現状、保険を使うか使わないか迷っているけど、翌年以降の合計でいくら保険料が高くなりますか?」と聞くと、すぐに試算して結果を教えてくれますよ。

その結果として「ランプカバーの修理代>保険料アップ分」となる場合には、迷わず車両保険で補償を受けてくださいね。


以上、ここまでの説明で、ランプカバーの修理では「保険は使わないかもしれない」ということが十分に理解できたでしょう。

とはいえ場合によっては数万円するランプカバーの修理は、一度に大きな出費となってしまいますよね。

そこで筆者としては、今が自動車保険について考えた良いタイミングであるため、「保険の見直し」をしてグッと保険料を抑えることをオススメしています。

3.車両保険を検討するタイミングは「保険そのもの」も見直すいいタイミング

自動車保険を提供している保険会社によって、大幅に保険料が異なることをご存知でしょうか。

下記は筆者がほとんど同条件で2社を比較した結果なのですが、なんと47,000円程度も保険料差があったのです。

自動車保険の種類保険会社名年間保険料(円)差額(円)
代理店型損保ジャパン日本興亜113,46047,030
ダイレクト型ソニー損害保険66,430

※保険料試算の条件

  • ノンフリート等級:10等級(事故有係数0)
  • 車種:ホンダ ステップワゴン RP3型(初度登録:平成27年12月)
  • ASV割引:あり
  • 使用目的:通勤通学
  • 年間走行距離:11,000㎞以下
  • 主な使用地域:愛知県
  • 免許証の色:ゴールド
  • 運転者の年齢条件:26歳以上補償
  • 運転者限定:本人・配偶者限定
  • 車両保険:各保険会社の「一般型」でオススメされたプラン
  • その他の条件:損保ジャパン日本興亜の「補償充実プラン」、ソニー損保の「安心プラン」を選択

もちろん車種や契約内容によって前後することもありますが、保険会社を比較していくと47,000円の差額は「よくあること」といえるのです。

また自動車保険は通常1年契約をする人が多いため、「1年に1回契約内容や保険料を確認するかしないか」という人が圧倒的に多いといえます。

そのため今自動車保険の使用について考えたタイミングで、自動車保険の切り替えをすると「かなりお得になる可能性が高い」ということができるのです。

とはいえ様々な保険会社で保険見積もりを作成して、それぞれの保険料を比較していくのは面倒くさいですよね。

そこで筆者がオススメするのが「自動車保険一括見積もり」というサービスです。

サービスの詳細は下記にしていきますが、一気に短時間で何社もの保険見積もりを比較することができるため、効率的に「圧倒的に安い自動車保険」を探すことができるのです。

ぜひ説明をご覧になって利用し、ランプカバーの修理費用分くらいのお得になってくださいね。

自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか

自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。

そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。

また申込方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
  • あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
  • あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)

を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。

つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。

とはいえまだ不安がありますよね。

その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。

そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。

安心して利用することはできる

先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。

なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。

また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。

そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。


また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。

というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。

仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。

以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。

そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。

意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!

【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ

ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?

正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。

自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、

  • 運営会社が大きい
  • 長期に渡ってサービスが継続している
  • 多くの保険会社が加盟している

のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。

そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。

実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。

自動車保険一括見積りのハガキ自動車保険一括見積りのハガキ

第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」

保険スクエアbang!保険スクエアbang!
  • 最大19社から見積もりが取れる
  • 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
  • 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗

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第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」

保険の窓口 インズウェブ保険の窓口 インズウェブ
  • 最大20社から見積もりが取れる
  • 利用者累計900万人
  • 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
  • gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
  • SBIホールディングス(東証一部)が運営

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第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」

価格.com 自動車保険 比較・見積もり価格.com 自動車保険 比較・見積もり
  • 最大18社から見積もりが取れる
  • 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
  • 東証一部上場
  • 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施

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一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表

また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。

確認項目インズウェブ保険スクエアBang!価格.com
上場上場(SBIホールディングス)非上場(ウェブクルー)上場
サービス開始2000年1998年不明
利用料無料無料無料
一括見積入力時間5分5分5分
保険会社オリコン満足度ランキング最大20社最大19社最大18社
イーデザイン損保1位
セゾン自動車火災2位
ソニー損保3位
チューリッヒ4位
アクサダイレクト5位
AIU保険6位
三井ダイレクト損保7位
富士火災海上8位
SBI損保9位
日新火災海上10位
東京海上日動火災11位
損保ジャパン日本興亜12位
朝日火災海上13位
三井住友海上火災14位
そんぽ2415位
共栄火災海上16位
あいおいニッセイ同和17位
チャブ保険
セコム損保
ゼネラリ
全労済

※2024年11月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。

この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。

正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。

そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。

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4.まとめ

以上、車のランプカバー修理に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。

  • 車のランプカバーは最大10万円程度で修理可能である
  • 車両保険を使ってランプカバーの修理をする場合、「そもそも自分の車両保険のタイプで補償されるか」を考えるべき
  • 車両保険を使ってランプカバーの修理をするのは「修理費用>保険料アップ分」となるケースでなければ損する
  • せっかく保険の使用を考えたタイミングなので、この機会に「自動車保険一括見積もり」を利用して、修理費用分くらいは浮かせられる自動車保険に切り替えるのがオススメ

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