自動車保険

自動車保険の慰謝料の仕組みと加害者・被害者の時の注意点

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

交通事故に合う、もしくは交通事故を起こしてしまうことは、車社会である日本国内では珍しいことではなく、あなたの身にいつ降りかかってもおかしくはありません。

そして万が一事故になったとき、加入している自動車保険で重要なのが「慰謝料」ですよね。

なぜなら慰謝料は、被害者に対する「気持ち」的な部分が大きいため、補償する方も補償される方も双方気持ちよく解決していきたいからです。

つまり慰謝料で揉めてしまうことは、正直なところ「誰もが損する」ということになってしまいます。

そこで今回は、少しデリケートな話題でもある自動車保険の慰謝料について、元自動車保険営業マンである筆者が、プロ目線で詳しく解説していきましょう。

計算方法など「面倒くさい」というイメージのある自動車保険の慰謝料は、意外と簡単に理解できますから、安心して最後までご覧くださいね。

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1.自動車保険の補償を考えるときには「慰謝料」がつきもの

冒頭で自動車保険での補償には慰謝料がつきものと述べましたが、そもそもなぜ慰謝料が発生するのかご存知でしょうか。

それは「損害賠償の一環として」という位置づけにあります。

例えばあなたが加害者となった場合、被害者がケガをし、さらに相手の車が壊れたとしましょう。

その場合は

  • ケガの治療費や通院費
  • 車の修理費

などを賠償するのですが、それだけでは「元の状態に戻ったけれど、治療にかかった時間やケガを負わされた精神的苦痛は戻っていない」という状態になります。

つまり「費用を出して元に戻すだけではプラスマイナスゼロではなく、むしろマイナスになった」といえるのです。

そのため「無駄」となってしまった部分に対してお金を支払い、プラスマイナスゼロにする役目として慰謝料があると思ってください。

とはいえ気になるのは「いったい慰謝料はどのくらいになるのか」ということでしょう。

そこで次章では、慰謝料の金額について解説していきます。

2.慰謝料は1日当たり4,200円の計算になる

少しだけ難しい話になってしまいますが、慰謝料の基準は「1日当たり4,200円」となっています。

この金額に

  • 実通院日数を2倍した数値
  • 治療に要した期間

の内、どちらか少ない方をかけて慰謝料は計算されます。

つまり治療期間中、「2日に1回未満で通院していれば前者を採用」「2日に1回以上通院していれば後者の計算を採用」ということになるのです。

分かりづらいかと思いますので、下記に具体例を挙げておきましょう。

例1.通院日数50日、治療期間150日の場合

  • 50日×2=100<150日なので、「100」を採用
  • 100×4,200円=420,000円

例2.通院日数80日、治療期間150日の場合

  • 80日×2=160>150日なので、「150」を採用
  • 150×4,200円=630,000円

簡単に、このような計算をすることで慰謝料を調べることができるのです。

ただし、この計算方法は「自賠責基準」と呼ばれるもので、自賠責保険で補償できる「120万円」を限度とされています。

そして限度額の120万円の中には、休業補償、治療費、通院費などが含まれており、おおむね治療開始~半年程度で限度額に達してしまいます。

長くても1年程度でしょう。。

とはいえほとんどの人がこの範囲内で収まる(示談する)ため、これ以上の数値はあまり考えなくても良いでしょう。

しかし重大な事故によって入院などにより、120万円を簡単に超えてしまうことも多々あります。

その場合には、次に説明する「任意保険基準」の適用対象になります。

自賠責基準120万円を超えると「任意保険基準」が適用される

任意保険基準は、120万円を超えた補償を超えた時に支払われる慰謝料の基準になります。

金額は入院・通院によって分けられ、それぞれ「月数(30日換算)」で計算されているのです。

その金額はおおよそになりますが、

  • 1~12か月目まで…10万円~25万円前後
  • 13か月~…5万円前後

となり、月数が多くなるほど「慰謝料の金額が低くなる」という特徴があります。

また保険会社から「むち打ちなどの軽度と見られるケガ」と判断された場合には、慰謝料が1/3~2/3程度に減額されてしまうこともあるのです。

逆に骨折や脱臼、脳挫傷や内臓破裂などの「重症」と判断されるケースでは、上記の慰謝料から1.1~1.2倍程度の「増額」がされることもあります。

とはいえこれらの金額に納得できない場合には、弁護士への相談が必要になり、被害者側が「過失0」となるケースでは、弁護士費用特約を利用することで、保険会社との交渉を代行してくれます。

揉めた時に本領発揮する「弁護士費用等補償特約」は付帯すべき理由自動車保険は事故にかかわる様々な補償を受けることができます。 そのためひとくくりに自動車保険といっても、内容としては ...

しかしここで再度述べておきますが、「任意基準」での慰謝料算定が行われるのは、それほど多いわけではなく、ほとんどの人は自賠責基準の120万円以内に収まってしまうということは覚えておいてください。

またあなた自身が加害者となった場合、気になるのは「補償する慰謝料が多いほど、次契約の保険料が高くなるのではないか」という点でしょう。

その点については次章にてきちんと説明しておきますから、安心してくださいね。

3.被害者への慰謝料が多くなると保険料は高くなるのか

先に結論を述べておきますが、慰謝料が多くなったとしても、あなたの次年度の保険料は「通常の等級ダウン分のみ」になります。

つまり慰謝料の金額による特別なペナルティはないということです。

ただし注意も必要になります。

事故の被害者が自賠責基準を大幅に超えた場合、あなたが加入している自動車保険からの補償に切り替わるのですが、対人・対物賠償保険の補償限度額を低く設定しておくと「その限度額すらオーバーして、多額の負債を背負ってしまうことがある」

実際に、医大生を事故によって死亡させてしまった場合、その将来性などから数億円の賠償命令が出されたケースもあります。

そのため万が一あなたが加害者となってしまうことを想定して、必ず対人対物賠償保険は「無制限」を選択することがオススメなのです。

また慰謝料の注意点に関しては、さらに次章で「加害者の場合」と「被害者の場合」に分けて解説していきますから、ご覧ください。

4.慰謝料にかかわる2つの注意点

慰謝料の計算方法や、その後の保険料については説明してきましたが、まだ慰謝料に関する注意点を説明してきませんでしたね。

そこで早速、以下に

  • 加害者となった場合の注意点
  • 被害者となった場合の注意点

に分けてそれぞれ説明していきます。

1.加害者の場合

加害者の場合、注意点としては「保険会社抜きで勝手に相手と直接交渉しない(勝手に示談金を決めない)」というたった一つになります。

非常に重要なことなので、必ず覚えておいてください。

一体どういうことなのかというと、例えば事故の相手が「怖い人」だった時、その人が何かを要求してくると、その通りにしてしまいそうですよね。

そしてあなたが安易に金銭などの要求を了承してしまうと、それが示談とみなされ、保険会社としては交渉する余地がなくなってしまうのです。

そのため相手へ誠意を尽くしたい気持ちや不安な気持ちがあるのは当たり前なのですが、「保険会社の指示を待ち、保険会社に相手との交渉を任せる」ことが重要だと覚えておきましょう。

2.被害者の場合

被害者である場合には、「本当に治っていなければ示談しない」ということが重要になります。

というのも保険会社としては「できる限り被害者にお金を支払いたくない」というのが本音です。

そのため保険会社は、むちうちや打撲と診断された被害者に対し、治療から半年程度が経過した時点で「そろそろ示談にしませんか?」と言ってくるのです。

その時、多くの人は「後々裁判になるのでは?」との想いから、示談を飲んでしまいます。

しかし治っていない場合には、その補償されるはずの治療費などが支払われず、結果的に自腹で治療を続けるしかないのです。

ちなみに筆者の母親は10年前に起きた事故で保険会社に言われるまま示談をしてしまい、結果的に今でも治療を続ける羽目になっています。

そのためあなた自身の体調から見て、「今でも治療が必要だ」と思う場合には、必ず保険会社へその旨を伝えることが重要になるのです。


以上が自動車保険の慰謝料に関する注意点でしたが、基本は「保険会社に任せる」「自分に嘘はつかない」ということが重要になるのです。

その点については十分理解できたかと思いますが、それよりも仮にあなたが被害者となった場合、次年度から上がる保険料が心配ではありませんか?

そこで次章では、次年度からの保険料を最安にする方法として、「自動車保険一括見積もり」というサービスを紹介していきましょう。

5.慰謝料など損害賠償で高くなった保険料は「自動車保険一括見積もり」で安くすべき

慰謝料を含め、あなたが自動車保険によって損害賠償をすると「次契約の保険料が非常に上がってしまう」ということになります。

そのため慰謝料は保険会社に任せておいて、あなた自身は「少しでも安くする方法」を模索しなければなりません。

そこでオススメなのが「自動車保険一括見積もり」というサービスなのです。

このサービスであれば、最も安い自動車保険を一気に調べることができ、「保険料アップが気にならない程度」で新しい自動車保険に加入することも可能なのです。

早速、下記にサービスの詳細を紹介していきますから、ご覧になってください。

自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか

自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。

そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。

また申込方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
  • あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
  • あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)

を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。

つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。

とはいえまだ不安がありますよね。

その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。

そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。

安心して利用することはできる

先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。

なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。

また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。

そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。


また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。

というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。

仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。

以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。

そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。

意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!

【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ

ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?

正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。

自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、

  • 運営会社が大きい
  • 長期に渡ってサービスが継続している
  • 多くの保険会社が加盟している

のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。

そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。

実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。

自動車保険一括見積りのハガキ自動車保険一括見積りのハガキ

第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」

保険スクエアbang!保険スクエアbang!
  • 最大19社から見積もりが取れる
  • 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
  • 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗

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第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」

保険の窓口 インズウェブ保険の窓口 インズウェブ
  • 最大20社から見積もりが取れる
  • 利用者累計900万人
  • 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
  • gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
  • SBIホールディングス(東証一部)が運営

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第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」

価格.com 自動車保険 比較・見積もり価格.com 自動車保険 比較・見積もり
  • 最大18社から見積もりが取れる
  • 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
  • 東証一部上場
  • 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施

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一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表

また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。

確認項目インズウェブ保険スクエアBang!価格.com
上場上場(SBIホールディングス)非上場(ウェブクルー)上場
サービス開始2000年1998年不明
利用料無料無料無料
一括見積入力時間5分5分5分
保険会社オリコン満足度ランキング最大20社最大19社最大18社
イーデザイン損保1位
セゾン自動車火災2位
ソニー損保3位
チューリッヒ4位
アクサダイレクト5位
AIU保険6位
三井ダイレクト損保7位
富士火災海上8位
SBI損保9位
日新火災海上10位
東京海上日動火災11位
損保ジャパン日本興亜12位
朝日火災海上13位
三井住友海上火災14位
そんぽ2415位
共栄火災海上16位
あいおいニッセイ同和17位
チャブ保険
セコム損保
ゼネラリ
全労済

※2024年3月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。

この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。

正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。

そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。

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6.まとめ

以上、自動車保険と慰謝料について解説してきましたが、最後に当ページの内容をまとめていきましょう。

  • 慰謝料は「損害賠償の一環」として支払われ、気持ちの部分を埋める役割をしている
  • 慰謝料の計算は「1日4,200円」が最初の基準となっている
  • 自賠責基準の120万円を超えることは少ないが、超えた場合には「任意保険基準」が適用されて、慰謝料の上乗せもされる
  • 慰謝料を支払っても次年度の保険料が特別に上がることはないが、上がった保険料を取り戻すなら「自動車保険一括見積もり」というサービスを利用すべき

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