最近テレビなどでも取り上げられているため、少しだけ話題になっているコネクテッドカー。
あなたも少しだけ気になっているとともに、下記のようなことを思っていますよね。
- コネクテッドカーの定義ってどうなっているの?
- コネクテッドカーで何ができるの?
- コネクテッドカーは現在すでに販売されているの?
そこで今回は、元自動車ディーラーの営業マンをしていた筆者が、コネクテッドカーについて詳しく解説していきましょう。
コネクテッドカーについて知らなくても今のところ困ることはありませんが、知ることでこれからの流行を先取りできることは間違いありませんよ!
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1.コネクテッドカーとは何か
コネクテッドカーとは、簡単にいうと「スマホのような車」です。
スマホって、今では一般に浸透していますし、1台持っていれば
- 電話をはじめとした連絡
- 無くしてしまった場合の追跡
- 買い物
- 旅行の予約
など、なんでもできますよね。
つまり「ネットや電話回線などにつながっていれば、なんでもできるツール」と言えます。
平たく言えば、コネクテッドカーは「ネットなどの回線につながっている、便利な車」なのです。
そう聞くとかなり未来的な感じがしますよね。
そこで大体のイメージは分かったかと思いますので、次章にて具体的に何ができるのか紹介していきましょう。
2.コネクテッドカーなら何ができるのか
実はコネクテッドカー、日本の総務省でも注目されていて、下記のことができると述べられています。
- 緊急通報システム
- テレマティクス保険
- 盗難車両追跡システム
※出典元:総務省の「情報通信白書」より
リンク先ではお役所独特の難しい表現がされていますから、それぞれ以下に分かりやすく説明していきましょう。
できること1.緊急通報システム
緊急通報システムとは、その名の通り「緊急通報をするためのシステム」です。
例えば事故が起きた時に、エアバッグのセンサーが反応したり、緊急通報ボタンが押されたとき、警察や消防へ連絡がいくというイメージを持ってください。
そして仕組みに関してですが、事故をセンサーで感知もしくはボタンが押されたとき、「緊急通報センター」という部門のオペレーターが対応してくれます。
そのとき、事故状況を把握して警察または消防への連絡がされ、さらに「その場であなたがどう行動すべきなのか」を指示してくれるのです。
まだ日本では導入されていませんが、
- 欧州…2018年4月以降に販売される新型車への搭載義務化
- ロシア…2017年1月からすべての新型車への搭載義務化
がされています。
交通事故では「二次被害」によって、さらなる大きな事故となるケースがありますから、これによってある程度防ぐことが可能になるでしょう。
できること2.テレマティクス保険
テレマティクス保険とは
- 車のブレーキ
- 走行距離
- 速度超過
- 運転する主な時間帯
などを、車と保険会社がつながって情報共有し、その結果を保険料に反映させるというものです。
そのため年齢などにかかわらず、安全運転ができている人は保険料が安く、逆に事故のリスクが高い人は保険料が高くなる仕組みとなります。
つまり保険料が人それぞれ適正なものになるのです。
ただ、現状ではイギリスで実現されているだけにとどまっており、日本では「いまひとつ」というのが現状です。
というのも日本のテレマティクス保険は、一部の高級車を除いて
- スマホのアプリ連動型
- 専用機器設置型
のどちらかを選択することになるケースが多いです。
そのためアプリを起動する手間や機器を設置することによる「わずらわしさ」など、デメリットも多くあります。
特にスマホアプリ連動型が多く提供されているのですが、「いちいちアプリを起動するのは面倒くさい…」という理由から、実はあまり普及に至っていないのが現状です。
できること3.盗難車両追跡システム
盗難車両追跡システムの仕組みは単純で、車両に搭載されたGPSを追跡することによって、車両が盗難された場合に対処することができます。
例えばトヨタ自動車の盗難車両追跡システムは「G-BOOK」と呼ばれており、
- エンジン始動通知…予期せぬエンジン始動をメール通知してくれる
- オートアラーム通知…車のオートアラームが作動した場合、メールや電話で通知してくれる
- 位置追跡サービス…盗難された場合に、現在地の追跡をしてくれる
- 警備員の派遣…盗難にあった、オートアラームが作動したという場合に、現場へ警備員を派遣して車両状況の確認や現車の確保をしてくれる
といったサービスが提供されています。
ただし、全車種対応でないこともあり、まだまだ一般に普及していないのが現状です。
また他社製の自動車に関しても同様の状況になっています。
以上がコネクテッドカーができることに関する解説でしたが、ご覧いただくと
- じゃあ、まだ現状では自分には関係ないの?
- 今のコネクテッドカーって、何があるの?
と思ってしまい、現実味をなかなか感じられませんよね。
そこで次章では、コネクテッドカーがどこまで進んでいるのか紹介していきましょう。
3.ぶっちゃけ、コネクテッドカーは現在どこまで進んでいるのか
これまでにも説明してきましたが、コネクテッドカーは「一部高級車を中心に広まっている」というのが現状です。
例えば2018年6月に販売されたトヨタのクラウンでは、トヨタ初となる「車そのものが連動するタイプ」のコネクテッドカーとなっています。
※先ほど紹介したG-BOOKはカーナビ連動型のサービス
※トヨタでは「コネクティッドカー」と呼ばれている
そしてできることは多岐にわたり、
- エアバッグ連動型の緊急通報によって専門オペレーターによる対応が可能
- 24時間365日、オペレーターがリクエストに応じてくれる
- ドアの開閉やハザードランプの点灯など、遠隔操作が可能
など、常に車とつながっている状況となるのです。
とはいえやはりクラウンのような高級車から徐々に低グレードの車種にフィードバックされていくため、本格的にコネクテッドカーが普及するのは5~10年後になるとみて間違いないでしょう。
ただし、現在でもお手軽にナビを連動させて、コネクテッドカーを楽しむことは可能です。
次章にて詳細を紹介していきます。
4.主流なのはトヨタ、Apple、Googleのサービス
今コネクテッドカーをお手軽に楽しむなら、主流となっているのは
という3種類で、いずれも「カーナビ連動型のシステム」です。
G-BOOKについては先程紹介したように、盗難車両追跡システムが充実しているサービスです。
ただ現状としては、AppleとGoogleのコネクテッドカーシステムの人気が高く、「他のサービスと比較するとシェアが高い」ということができます。
それぞれ提供元が異なるだけでできることはほとんど変わりません。
では、何ができるのでしょうか。
それは「車のスマホ化」が可能になるのです。
一体どういうことなのかというと、AppleのCar PlayもしくはGoogleのAndroid Autoに対応したカーナビであれば、スマホと同じようにアプリが使えるのです。
そのため音声認識によって電話やメール連絡も可能ですし、ナビアプリによって案内してもらうことも可能です。
さらにAppleやAndroidの音楽アプリも、そのままカーナビ上で使用することが可能です。
しかし現実的に考えると、ただそれだけができるのみであり、盗難車両の追跡などは対応していないため、実用性については「まだまだ」というのが正直なところ。
とはいえこれまでApple製品やAndroid製品が急激に成長していることを考えると、今後のアップデートで「なんでもできるようになる」可能性は十分に考えられるでしょう。
5.まとめ
以上、コネクテッドカーに関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- コネクテッドカーとは、ネットなどの回線につながっている車のことを指す
- コネクテッドカーでは緊急通報や盗難車両の追跡などが可能になる
- ただし現在では一部の高級車や一部地域に普及しているのみで、日本ではまだまだ一般に浸透していない=サービスが充実していない
- その中で主流なのはAppleのCar PlayとGoogleのAndroid Autoだが、まだできることは少ないため、今後に期待というのが正直なところ
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