保険会社といえば「大手企業」というイメージがあるでしょう。
その中でも「超」が付くほどの大手保険会社と言えば…そう、損保ジャパンですよね。
合併を繰り返して今の形態となっていますが、2024年12月現在の正式名称を「損保ジャパン日本興亜株式会社」といいます。
そして主に「損害保険」と呼ばれる分野の商品の開発・販売をしており、実際に私たちが触れることの多い保険会社の一つといえるでしょう。
とはいえ損保ジャパンは日本を代表するような巨大企業であるため、
- 実際にどのような保険・サービスを取り扱っているのか
- メインの自動車保険にはどのような特徴があるのか
- プロの目から見た損保ジャパンはどうなのか
など知りたいことは山ほどありますよね。
そこで今回は、実際に損保ジャパンの保険代理店で過去に営業マンをしていた筆者が、損保ジャパンについて詳しく解説していきましょう。
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1.損保ジャパンは超大手損保会社で6つの保険商品あり
損保ジャパンは超大手損保会社ですから、取扱商品は非常に多いです。
2024年12月現在で、下記のような6カテゴリを提供しています。
- 自動車・バイクの保険
- 火災・地震の保険
- 海外旅行の保険
- ケガ・病気の保険
- 積立型の保険
- その他保険商品・サービス
しかし実際にはそれぞれのカテゴリごとに、本当に多種多様な保険・サービスなどが提供されているため、以下に分けて簡単に紹介していきましょう。
自動車・バイクの保険
自動車・バイクの保険では、下記6つの保険商品が用意されています。
- 個人用自動車保険「THEクルマの保険」…一般的に認知度の高い、いわゆる「任意保険」
- 自賠責保険…車の登録・車検時に必要になる強制保険
- 一般自動車保険「SGP」…法人向けの任意保険
- バイク保険…バイクの任意保険
- ドライバー保険…車を借りて運転する場合の保険
- バイクの自賠責保険…250㏄以下のバイクの強制保険
それぞれご覧になって分かるかと思いますが、最もメジャーなものは一番上の個人用自動車保険で、多くの人が加入。
下記、日本の大手保険会社加入者数ですが、12位になっています。
筆者自身も個人用自動車保険を顧客に勧める機会が最も多く、実際にその他の保険商品に関しては体感で「1割未満」といえるほどでした。
そのため損保ジャパン=車の任意保険を提供している会社といっても過言ではないでしょう。
またドライバー保険は「借りた車にかけることのできる保険」であるため、非常にユニークかつ「痒い所に手が届く保険」ということができます。
つまり総合的に見て、車やバイクの運転をする人には「手厚くサービスが展開されている」と思ってください。
火災・地震の保険
火災・地震の保険に関しては下記のような保険商品が提供されています。
- 個人用火災総合保険「THEすまいの保険」…いわゆる自宅にかける「火災保険」
- 賃貸住宅入居者専用火災保険「THE家財の保険」…賃貸住宅居住者向けに家財への補償を手厚くした保険
- 地震保険…火災保険では地震の損害を補償できないため、+αで対応するための保険
- 積立火災保険「THE住まいの積立保険」…積立型の火災保険で「補償&貯蓄」が可能
どの保険会社でも見られる平均的な保険サービスということができますが、超大手保険会社であるため、財政的に間違いなく補償を受けることができます。
その点では非常に安心感が大きく、万が一の場合でも安心できるのは大きなメリットといえるでしょう。
海外旅行の保険
海外旅行では日本では思いもよらない様々な事故などが起きてしまう可能性が高いのですが、それに対応するために提供されているのが「新・海外旅行保険off!(オフ)」です。
この保険では海外での治療補償を基本プランとして、さらにオプションで
- 傷害死亡・後遺障害
- 疾病死亡
- 賠償責任
- 救援者費用
- 携行品損害
- 航空機寄託、手荷物遅延費用
を組み込むことが可能となっています。
そのため海外旅行の初心者でも、何度も海外に足を運んでいる人でも、安心して海外旅行へ出向くことのできる保険となっているのです。
またネットから申し込みをすることで、なんと最大55%の割引を受けることも可能であるため、実は「非常にお得な海外旅行保険のひとつ」ということができます。
ケガ・病気の保険
ケガ・病気の保険は、下記の3種類が提供されています。
- 傷害総合保険「THEケガの保険」…国内外問わず、日常生活におけるケガを補償してくれる保険
- 積立傷害保険「THEケガの積立保険」…ケガの保険の積立バージョン
- 所得補償保険…病気やケガで働けなくなった場合の所得をサポートしてくれる保険
お手軽かつ安く加入できるTHEケガの保険が最も有名ですが、所得補償保険のように「契約者の生活をサポートする」という保険も用意されています。
そのため万が一の事故などで働けなくなった場合でも、サポートを受けられるため安心できるのです。
また最も有名なケガの保険に関しては、病気やケガの際に定額(または実費)で治療費などを補償してもらうことができるため、急な出費に対応することも可能です。
積立型の保険
保険商品の中には積立型といって、「万が一の際には補償してもらうこともできるし、満期が来たらお金が戻ってくる」というものがあります。
損保ジャパンでも積立型の保険は手広く、これまで紹介してきたものと重複しますが、下記の4種類が提供されています。
- 積立傷害保険「THEケガの積立保険」…ケガの保険の積立バージョン
- 積立傷害保険「スーパーG」…より貯蓄性を重視した傷害保険
- 年金積立いきいき生活傷害保険「スーパーGPⅡ」…6年間のケガ補償と6年後からの年金が受けられる貯蓄性の高い保険
- 積立火災保険「THEすまいの積立保険」…積立型の火災保険で「補償&貯蓄」が可能
それぞれの特性としては「補償を受けながらも、貯蓄が可能」という点です。
そのため「ケガや火災に備えたいものの、そのお金を貯蓄にも回したい」という人にとって最もオススメできる保険ということができます。
他社でも積立型の保険は提供されていますが、損保ジャパンでは4種類も選択することができるため、より自分好みの補償&貯蓄が可能ということができるでしょう。
その他保険商品・サービス
その他には、下記のような保険・サービスが提供されています。
- 国内旅行保険…インターネットから契約可能な国内旅行専用の保険
- ゴルファー保険…ゴルフにおける事故や道具の損傷などを補償してくれる保険
- マイカーローン…金融機関である損保ジャパンだから提供できる、低金利のマイカーローン
とはいえ例えば国内旅行保険やゴルファー保険は、ケガの保険や自動車保険などに付帯される「個人賠償特約」などで補償してくれるため、実は「あえて契約することがあまりない保険」ともいえます。
もちろん個別で加入しても良いのですが、意外と重複してしまう可能性が高いため、損保ジャパンのお客様相談窓口または代理店に一度聞いてみるのが確実でしょう。
しかしマイカーローンに関しては実は金利が非常に低く、なんと固定金利で1.90~2.85%で借り入れが可能となっています。(2024年12月現在)
一般的には3%を超える金利で貸し付けが行われることも多いため、車の購入を検討中の方には意外な「穴場」としてオススメできます。
以上が損保ジャパンが提供している保険やサービスに関する簡単な紹介でしたが、本当に手広く提供されているため、正直なところ筆者も「代理店で勤務していたけど知らない商品もあった」というのが本音です。
とはいえやはりメインなのは「自動車保険」であり、あなた自身も損保ジャパンの自動車保険についてより詳しく知りたいのではないでしょうか。
そこで次章では損保ジャパンの自動車保険について、4つの大きな特徴を解説していきましょう。
2.損保ジャパンの自動車保険4つの最大特徴
損保ジャパンの自動車保険には、下記に挙げたように4つの大きな特徴があります。
- 補償内容が超充実している
- 先進のサービスが充実している
- 事故対応が万全
- 合併を繰り返してきたため知識量と経験が豊富
それぞれ損保ジャパンの自動車保険では非常に重要なポイントであり、魅力的な部分でもありますから、以下に分けた解説をしっかりご覧になってください。
特徴1.補償内容が超充実している
損保ジャパンの自動車保険は非常に充実した補償を提供してくれます。
というのも損保ジャパンでは4つの基本補償として
- 対人賠償
- 対物賠償
- 人身傷害
- 車両保険
といった4つの補償をメインに置きながら、さらにオプションである特約を細かく組み合わせることができるため、「自動車事故で何が起きても問題ない」といえるほどに補償を受けることができるのです。
そのため車の運転に自信がない人でも、損保ジャパンの自動車保険に加入していれば「安心できる」と思っても問題ありません。
特徴2.先進のサービスが充実している
損保ジャパンでは様々な損保会社に先駆けて先進のサービスを提供しています。
というのも
- ポータブルスマイリングロード…アプリで安全運転診断ができるカーナビアプリで、診断結果によって保険料割引を受けることができる
- DRIVING!…ドライブレコーダーの貸し出しと、安全運転の支援をしてくれる
- セーフティサイト…ドラレコ機能を持った無料で利用できるスマホアプリ
- ほけんアプリ…契約者専用アプリで契約内容を一元管理することができる
というようにスマホアプリをはじめ、現代に特化した最高のサービスを提供しているのです。
そのため使い勝手が良いのはもちろんのこと、今スマホをお使いの人には最もマッチしたサービスということができるでしょう。
特徴3.事故対応が万全
さすが超大手ということができるのですが、損保ジャパンでは事故対応が万全です。
なぜなら損保ジャパンでは
- 全国に約300拠点のネットワーク
- 約11,000人の専任スタッフが対応
- 保険金の支払い実績も豊富
ということができるからです。
そのため事故対応の面でも、その後の保険金支払いの面でも、任せておけばしっかり補償を受けることができるため、金銭的にも精神的にも安心できるのは間違いありません。
特徴4.合併を繰り返してきたため知識量と経験が豊富
損保ジャパンは非常に多くの会社が合併してできた企業です。
というのも大元は
- 東京火災
- 帝国海上
- 第一機関汽罐
- 日本傷害
- 日本海上
- 中外海上
- 辰馬海上火災
- 大北火災
- 神国海上火災
という9つの損保会社から徐々に合併して、今の損保ジャパン日本興亜という企業になっているのです。
そのためこれまでの企業のDNAを継承しながら本当に多くの経験を持ったスタッフが数多くいるため、結果的に先進のサービスを提供するなど、他社にはないサービスの提供ができるのです。
以上が損保ジャパンの自動車保険に関する4つの特徴の説明でしたが、ご覧いただいた通り「信頼感と使い勝手がバツグン」ということは理解できたでしょう。
とはいえ、あくまでこれまでの説明は「公式サイトや代理店側の知識として知っていること」です。
そのため内側の人間ではなく、実際に世間でどのような評判を受けているのか気になるでしょう。
そこで次章では、SNS上で述べられている世間の評判について紹介していきましょう。
3.損保ジャパン利用者の実際の評判・口コミ
損保ジャパンの評判で気になるのは
- 実際の事故対応
- 保険料がどうなのか
ではないでしょうか。
そこでそれぞれを分けて、SNS上でどのように述べられているかピックアップして紹介していきましょう。
損保ジャパン利用者の事故対応の評判・口コミ
事故対応に関する評判は下記の通りです。
人は弱った時に人のありがたみを痛感するものだ。
損保ジャパン様のロードサービス様、神対応ありがとうございます。
2回も呼びつけて本当スイマセン。— カム (@Come_on68FES) August 27, 2018
損保ジャパンの方の対応が とってもいい感じ♡♡
今朝 家で 車ぶつけて 後ろのガラス粉々なって だいぶショックやったけど
気持ちが ちょっと 楽になった♡♡
代車貸してもらえるの めちゃ助かる(;∀;)♡— ✩かなこ✩ (@taigayome) November 16, 2017
@RgnZmy 損保ジャパンの加入の相手に追突事故起こされましたが、対応は最低ですね❗私は絶対に加入したくない保険会社です。
— 直人 (@NSX_TEAM100) August 31, 2018
一部「事故の相手方」となったケースで不満のある人はいるものの、自分が事故を起こしたケースでは皆さん満足しているようです。
先程筆者が説明した通りですね。
また一部の相手方のケースでは、裏を返すと「自社の顧客をしっかり守っている」ということができるため、間違いのない対応がされていると考えても問題ありません。
損保ジャパン利用者の保険料の評判・口コミ
保険料については下記のように述べられている。
損保ジャパン日本興亜
年間保険料13,1万円アクサダイレクト
年間保険料6,1万円この差はなんなのか(´⊙ω⊙`)
弁護士費用、安心更新サポートくらいでこんな差額出るか普通( ・∇・)日本興亜は顧客の保険料で高い給料貰ってんだろうなぁって思うとなんだか胸糞でござる
— たいちゃん、 (@taichan_hoshi_) June 22, 2017
自分は知り合いの方が保険屋さんなのでそこでやってます。
保険会社は損保ジャパンです。
エボの場合元々保険料が高いので自分の場合は自損事故だけ抜いた契約にしてます。
12等級で月々9,400円ですね( ノД`)…
ミニカはセカンドカー契約なので月々4500円です— REIZI (@T_REIZI0812) May 15, 2017
損保ジャパンは保険料高いけど結構よかった 全損以上の修理費出たし
— JUNPRIN (@JUNPRIN) January 27, 2013
ご覧いただくと分かるように、正直なところ損保ジャパンの自動車保険は「年間保険料が高い」というのが本当のところです。
もちろん中には「それでもよかった」という人がいるのも事実ですが、安い保険会社と比較すると2倍近くも保険料差が出てしまうケースもあるのです。
その理由については後述しますが、「高い」ということだけはしっかり覚えておいてください。
以上、世間の評判をまとめると「対応は良いものの保険料は高い」ということができます。
そのため次章に説明するように「気になる部分」が出てきてしまうのです。
4.損保ジャパンの自動車保険で気になる3つのポイント
世間の評判をご覧になると、少し気になる部分が出てきましたよね。
またお気付きではないかもしれませんが、気にするべき部分も多くあるのが事実です。
そこで下記に「気になる部分」「気にする部分」について、箇条書きしておきましたのでご覧ください。
- 保険料が高い
- 代理店に依頼するのが不安
- 自分が本当に求めている内容で加入できない可能性がある
それぞれ以下に分けて詳しく解説していきましょう。
ポイント1.保険料が高い
先程の評判にもありましたが、損保ジャパンの自動車保険は保険料が高いです。
実際に、下記に別の保険会社の保険料を試算して、比較した結果を載せておきますのでご覧ください。
自動車保険の種類 | 保険会社名 | 年間保険料(円) | 差額(円) |
---|---|---|---|
代理店型 | 損保ジャパン日本興亜 | 113,460 | 47,030 |
通販型 | ソニー損害保険 | 66,430 |
※保険料試算の条件
- ノンフリート等級:10等級(事故有係数0)
- 車種:ホンダ ステップワゴン RP3型(初度登録:平成27年12月)
- ASV割引:あり
- 使用目的:通勤通学
- 年間走行距離:11,000㎞以下
- 主な使用地域:愛知県
- 免許証の色:ゴールド
- 運転者の年齢条件:26歳以上補償
- 運転者限定:本人・配偶者限定
- 車両保険:各保険会社の「一般型」でオススメされたプラン
- その他の条件:損保ジャパン日本興亜の「補償充実プラン」、ソニー損保の「安心プラン」を選択
なんとほとんど同条件で比較したにもかかわらず、47,000円もの差額が生まれてしまったのです。
これは約1.7倍の保険料に相当するため、非常に大きな保険料差だということが分かるでしょう。
しかしこれには理由があります。
というのも損保ジャパンの自動車保険は「代理店型」と呼ばれるタイプであり、比較対象にしたソニー損保の自動車保険は「通販型」と呼ばれるタイプなのです。
そしてそれぞれ
- 代理店型…店舗で加入するタイプの自動車保険で店舗維持費や人件費が多くかかる=保険料も高くなってしまう
- 通販型…主にネットで加入するタイプの自動車保険で、店舗を持たず人件費も最小限で済む=保険料が格段に安くなる
という特徴を持っているのです。
そのため損保ジャパンではどうしても保険料が高くなってしまい、比較表のように1.7倍もの保険料差が出てしまうということは覚えておいてください。
ポイント2.代理店に依頼するのが不安
損保ジャパンは代理店型ですが、加入するためには損保ジャパンの代理店に出向き、実際に店舗の担当営業マンと話をしながら手続きを進めていかなければなりません。
もし自分が知っている代理店が近くにあれば良いのですが、もし何も知らない場合には「ちょっと不安…」というのが本音ですよね。
代理店探し自体はネット上でも簡単にできるので問題ありませんが、その後実際に代理店へ出向いてやり取りするのは勇気がいるでしょう。
また損保ジャパンに限ったことではありませんが、代理店の担当営業マンは「意外と知識不足」というケースが多いです。
というのも代理店の営業マンは比較的難易度の低い「募集人資格」というものを取得しているだけのケースが多く、結果的に「分かりません」を連発されて全く話が進まないケースもあるのです。
そのため代理店の担当者が「ハズレ」である可能性が意外にも高いということは、あらかじめ理解しておかなければなりません。
ポイント3.自分が本当に求めている内容で加入できない可能性がある
代理店の担当営業マンが「ハズレ」である可能性については前述しましたが、実はそのせいで自分が求めている内容で加入できない可能性があります。
というのも知識不足が原因で、そもそもお客様が求めている補償内容をすべて満たした補償内容で、自動車保険の提供ができないケースが多々あるのです。
そのため本当に信頼できる代理店の担当者がいなければ、信用しきって任せきりにするのは避けるべきといえるでしょう。
以上の説明から、損保ジャパンの自動車保険に関して
- 補償や事故対応の充実度から保険会社として安心できるのは間違いない
- でも保険料の高さと、代理店の担当営業マンに対しては不安
という2つの感情が入り混じってしまいますよね。
そこで筆者がオススメするのは「損保ジャパンではなく、通販型の自動車保険に加入する」ということです。
5.保険のプロの筆者のオススメは「通販型」の自動車保険
先程も説明したように、損保ジャパンの自動車保険は代理店型と呼ばれるタイプです。
一方通販型と呼ばれるタイプは「保険料が安い」ということを述べました。
しかし通販型の自動車保険は、ただ保険料が安いということだけが特徴なわけではありません。
というのも通販型の自動車保険は、代理店の担当とは異なり、保険会社のプロが電話口にて間違いのない対応をしてくれますから、かえって安心して任せられるのです。
そのため通販型の自動車保険では
- あなたの希望通りの自動車保険の設計が可能になる
- 安い保険料で自動車保険に加入することができる
という大きなメリットを享受できるといえ、結果的に損保ジャパンよりもオススメすることができるのです。
とはいえ、実際のところ通販型の自動車保険を提供している保険会社は数多く、どこがオススメなのか分かりませんよね。
そこで筆者としては、次章にて紹介する「自動車保険一括見積もり」というサービスを利用して、最も安い通販型の自動車保険を探すことをオススメします。
自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか
自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。
そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。
また申込方法に関しても非常に簡単で、
- あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
- あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
- あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)
を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。
つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。
とはいえまだ不安がありますよね。
その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。
そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。
安心して利用することはできる
先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。
なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。
また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。
そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。
また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。
というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。
仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。
以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。
そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。
意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!
【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ
ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?
正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。
自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、
- 運営会社が大きい
- 長期に渡ってサービスが継続している
- 多くの保険会社が加盟している
のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。
そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。
実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。
第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」
- 最大19社から見積もりが取れる
- 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
- 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」
- 最大20社から見積もりが取れる
- 利用者累計900万人
- 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
- gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
- SBIホールディングス(東証一部)が運営
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」
- 最大18社から見積もりが取れる
- 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
- 東証一部上場
- 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表
また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。
確認項目 | インズウェブ | 保険スクエアBang! | 価格.com | |
---|---|---|---|---|
上場 | 上場(SBIホールディングス) | 非上場(ウェブクルー) | 上場 | |
サービス開始 | 2000年 | 1998年 | 不明 | |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
一括見積入力時間 | 5分 | 5分 | 5分 | |
保険会社 | オリコン満足度ランキング | 最大20社 | 最大19社 | 最大18社 |
イーデザイン損保 | 1位 | 〇 | 〇 | 〇 |
セゾン自動車火災 | 2位 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソニー損保 | 3位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チューリッヒ | 4位 | 〇 | 〇 | 〇 |
アクサダイレクト | 5位 | 〇 | 〇 | 〇 |
AIU保険 | 6位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井ダイレクト損保 | 7位 | 〇 | 〇 | 〇 |
富士火災海上 | 8位 | 〇 | 〇 | 〇 |
SBI損保 | 9位 | 〇 | 〇 | 〇 |
日新火災海上 | 10位 | 〇 | 〇 | |
東京海上日動火災 | 11位 | 〇 | 〇 | 〇 |
損保ジャパン日本興亜 | 12位 | 〇 | 〇 | 〇 |
朝日火災海上 | 13位 | 〇 | 〇 | 〇 |
三井住友海上火災 | 14位 | 〇 | 〇 | 〇 |
そんぽ24 | 15位 | 〇 | 〇 | 〇 |
共栄火災海上 | 16位 | 〇 | 〇 | |
あいおいニッセイ同和 | 17位 | 〇 | 〇 | 〇 |
チャブ保険 | 〇 | 〇 | ||
セコム損保 | 〇 | 〇 | ||
ゼネラリ | 〇 | 〇 | ||
全労済 | 〇 | 〇 |
※2024年12月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。
この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。
正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。
そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。
※保険会社からの営業電話は一切ありません。
6.まとめ
以上、損保ジャパンの自動車保険に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめておきましょう。
- 損保ジャパンは超大手保険会社であり、6カテゴリで様々な保険・サービスを提供している
- 中でも自動車保険が最も有名であり、多くの人に利用されている
- 損保ジャパンの自動車保険は比較的評判がいいものの、「保険料の高さ」などが気になる
- 保険料の高さと同じく、代理店型の自動車保険である損保ジャパンは、店舗の担当営業マンの対応などに問題があるケースも多く、実はあまりオススメできないといえる
- 損保ジャパンのような代理店の自動車保険ではなく、通販型の自動車保険で最もオススメなものを探すには「自動車保険一括見積もり」というサービスの利用がオススメ
【裏技】愛車を10円以上高く売る方法
車の乗り換え等で売却を考えている時、そのままディーラーに下取りしていませんか?
答えがYESな人は30秒時間をください。
10万円以上得するかもしれません!
ディーラーよりも高く売る方法・・・それは「カーセンサー」を使うことです。
カーセンサーを使うと、最大10社の査定額を比較できます。
各社が買取額を競ってくれるため高く売れるわけです。
もちろん、希望の売却額に届かなければ売らなくてもOK!