自動車保険

自動車保険に「個人賠償特約」を付ければ日常生活の賠償問題は心配ない

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

自動車保険で付帯させられる特約の中には「個人賠償特約」という、少しだけ特殊なものがあります。

どのように特殊なのかというと、自動車保険の特約の多くは

  • 人身傷害保険(特約)…事故でけがをしたときに保険金が支払われる
  • 弁護士費用特約…保険会社が介入できない示談交渉を、弁護士に依頼できる

などがあり、万が一の事故に備える、つまり「自動車事故の場合に有効」であるものが多いのですが、個人賠償特約は「日常生活」に特化して補償する特約なのです。

つまりカーライフの充実という枠ではなく、どちらかというと「普段から安心して生活できるように」といった意味合いが強いといえます。

しかしむやみに付帯させてしまうと、それこそ「ただ無駄に保険料が上がっただけで、意味がなかった」なんてことになりかねません。

そこで今回は元自動車保険営業マンである筆者が、簡単に分かりやすく自動車保険の個人賠償について、詳しく解説していきましょう。

最後には「個人賠償特約を付帯させてもお得な自動車保険の探し方」についてもお教えしますから、ぜひ気楽に読み進めてくださいね。

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1.自動車保険の「個人賠償特約」は日常生活の賠償問題をカバーできる

冒頭の説明で「個人賠償はどちらかというと、日常生活に特化している」と述べました。

自動車保険では通常、車に乗っていて起きた事故の損害賠償を補償するものです。

しかし個人賠償では「日常生活で起きてしまった事故に対する損害賠償を補償する」という特徴があります。

イメージしづらいかと思いますので、下記に具体例を箇条書きしておきましょう。

  • 自転車に乗っていて、人にケガをさせてしまった
  • 転んで車にぶつかり、車を傷つけてしまった
  • 子供が野球で友人にケガをさせてしまった

このように、日常生活を送る中で起こりうる「個人的に賠償責任を負う事故」に対して、賠償金(弁償にかかるお金)を補償してくれるのが、個人賠償なのです。

自動車保険にこの特約を付帯させるだけで、日常生活が守られると思うと「ちょっとお得かも?」なんて思ってしまいますよね。

とはいえ賠償金の補償限度額は保険会社によって異なるというのが現状です。

そこで次章では、実際に大手保険会社の自動車保険に付帯できる個人賠償特約が、どの程度の補償限度額なのか紹介していきましょう。

2.個人賠償では最大「1事故に対して無制限」の補償がされる

早速、下記に大手5社の個人賠償特約の補償限度額をまとめましたので、ご覧ください。(※2024年3月現在)

保険会社の名称個人賠償特約の名称選択できる賠償限度額備考
損保ジャパン日本興亜個人賠償責任特約無制限国外での事故の場合には、1事故につき1億円限度
東京海上日動火災保険個人賠償責任補償特約無制限国外での事故の場合には、1事故につき1億円限度
三井住友海上火災保険日常生活賠償特約無制限「国内における日常生活の事故」の場合に補償
ソニー損害保険個人賠償特約1億円記載なし
チューリッヒ保険個人賠償責任補償特約3,000万円
5,000万円
1億円
記載なし

「無制限」「1億円」「5,000万円」「3,000万円」のどれかを選択できるようになっています。

ただしプロである筆者からすると、「1億円をつけておけば十分だろう」というのが本音です。

というのも、自転車などで死亡事故を起こした場合でも、特殊な事例でない限りは1億円を超える賠償金となることはないからです。

もちろん万が一特殊な事例に当てはまってしまうと億越えとなってしまうため、念には念を入れて無制限でも構いません。

ただし次章にて「無制限」と「1億円」の保険料差について紹介していきますから、その結果をご覧になってからでも限度額の決定は遅くないでしょう。

3.自動車保険の個人賠償限度額は「無制限」と「1億円」で4万円差

先程の比較表に基づき、ここでは無制限の自動車保険を「損保ジャパン日本興亜」、1億円の自動車保険を「チューリッヒ保険」で見積もり作成をして、保険料を比較していきます。

早速、下記をご覧ください。

個人賠償の条件年間保険料(円)差額(円)
損保ジャパン日本興亜
(限度額「無制限」)
102,24038,840
チューリッヒ保険
(限度額「1億円」)
63,400

※保険料算出条件(※2024年3月現在)

  • ノンフリート等級:15等級(事故有0)
  • 車種:ホンダ ステップワゴンスパーダ(RP3型)
  • 年式:平成27年12月
  • ASV割引:あり
  • 使用目的:通勤通学片道10㎞
  • 年間走行距離:1万㎞
  • 主な使用地域:愛知県
  • 免許証の色:ゴールド
  • 年齢条件:26歳以上補償
  • 運転者限定:本人・配偶者限定
  • 車両保険:あり、一般条件
  • その他の条件:損保ジャパン日本興亜の「補償充実プラン」、チューリッヒ保険の「おすすめプラン」を選択

比較すると分かるのですが、実は「無制限」を選択できる損保ジャパン日本興亜と、「1億円」を選択できるチューリッヒを比較すると、ほとんど同じような条件にも関わらず約4万円もの差額となったのです。

年間でこれだけですから、正直なところ「1億円で十分であれば、チューリッヒの方が良いかも」と思ったでしょう。

もちろん保険会社ごとに保険料は異なるため一概には言えないのですが、それでも「同じく十分な補償を受けられるのであれば、保険料は安い方が良い」といえますよね。

そのため筆者としては、1億円で4万円安い自動車保険をオススメします。

ちなみにチューリッヒで個人賠償特約の有無による保険料差を調べたら、どの条件でも年間で2,500円前後(月々約200円前後)ということが分かりました。

そのため「月200円であれば安心を買った方が賢い」と思いますので、ぜひ付帯させてくださいね。

とはいえ個人賠償特約には、付帯させる際の注意点がありますから、次章で説明していきましょう。

4.自動車保険に個人賠償を付けるときの注意点は2つ

個人賠償を付帯させる場合の注意点は下記の2点になります。

  1. 重複していないか
  2. 別で賠償保険の契約をしていないか

それぞれ重要ですので、以下に分けて説明していきましょう。

注意点1.重複していないか

自動車保険の個人賠償は、その補償範囲が「記名被保険者と同居している親族、または別居している未婚の子」となっています。

つまり大雑把に言い換えると「家族間で補償される」ということになります。

そのため、例えばあなた以外の家族が個人賠償特約を付帯させている場合には、あなたが新たに個人賠償特約を付帯させなくても良いということになるのです。

以上のことから、個人賠償特約を付帯させる前には、必ず家族の自動車保険の状況を確認すべきでしょう。

自動車保険の家族の定義
ややこしい自動車保険の「家族」とは?定義やお得ポイントをプロが徹底解説自動車保険では「家族」という言葉が本当に多く使われます。 例えば下記のようなものを聞いたことがありませんか? 家族」限定...

注意点2.別で賠償保険の契約をしていないか

個人賠償は、なにも自動車保険でしか付帯させることができないわけではありません。

というのも例えば「個人賠償責任保険」という単体での保険商品もあり、保険料を比較するとこちらの方が安いこともあるのです。

また「親が個人賠償責任保険をかけていてくれた」という場合には、自動車保険で付帯させる必要がなくなります。

そして補償自体も大きく異ならないのです。

そのため家族間での補償と同じく、必ず家族で確認しておく必要があるといえます。

また保険料に関しては、月々200円程度の話ですから、無視できるのであればそちらの方が「コスパが良く賢い選択」といえるでしょう。


以上、個人賠償特約に関する注意点を説明してきましたが、この特約や単体商品は、必ず付帯させるべきです。

もちろんいくらかの保険料は上がってしまうのですが、それに関しては心配いりません。

というのも、次章でご紹介するサービスを利用すれば、確実に安い保険料の自動車保険に加入することができるからです。

5.個人賠償付きでもお得な自動車保険は「自動車保険一括見積もり」で見つかる

安い自動車保険に加入すれば、正直なところ「個人賠償特約にかかる金額」などは気にならなくなります。

月々200円でも、それ以上にお得になるのです。

その方法とは「複数の保険会社で保険見積もりを作成して、保険料を比較すること」です。

分かりやすく、かつ確実ですよね。

しかし面倒くさいことも事実です。

そこでオススメなのが「自動車保険一括見積もり」というサービスで、このサービスを利用すれば一気に複数の保険見積もりを依頼することができ、最もお得な自動車保険がすぐに見つかります。

サービスの詳細については下記に解説していきますから、ぜひご覧になって利用してくださいね。

自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか

自動車保険一括見積もりとはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携している最大20社もの保険会社に一括して、ほとんど同じ条件の保険見積もりを依頼することができます。

そのためあなたは一度の申込みをするだけで、複数の保険会社の中から「最も年間保険料の安い自動車保険」を探し出すことができるのです。

また申込方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、年間走行距離など)
  • あなたが必要としている補償内容に関する情報(車両保険の有無や損害賠償限度額など)
  • あなた自身に関する情報(見積もり提示のためのメールアドレスや氏名など)

を入力するだけであるため、早い人で2分、遅い人でも5分前後あれば十分に申込みを完了させることができます。

つまり自動車保険一括見積もりは「最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるサービス」ということができ、お得になりたいあなたにとっては最適なサービスなのです。

とはいえまだ不安がありますよね。

その理由は「個人情報の入力には不安がある」「一括〇〇というサービスは申し込み後にしつこく電話がかかってきそうで嫌だ」というものでしょう。

そこで次に、自動車保険のプロである筆者が、自動車保険一括見積もりは安心して利用することのできるサービスなのか説明していきますので、そのままご覧ください。

安心して利用することはできる

先に結論を述べておきますが、自動車保険一括見積もりは「安心して利用することができるサービス」ということができます。

なぜなら当サイトでご紹介している自動車保険一括見積もりは、すべてが大手企業によって運営されているため「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」がしっかりと明記されており、結果的にあなたの個人情報が不正に使用されることは無いからだ。

また自動車保険一括見積もりと提携している保険会社に関しても、あなたが一度は耳にしたことのあるような大手保険会社ばかりですから、やはり個人情報の取扱には最新の注意を払っており、あなたの個人情報が不正に使用される可能性や流出してしまう危険性は皆無に等しいのです。

そのため自動車保険一括見積もりの申込みをするにあたり、個人情報の入力は心配ないと思ってください。


また申し込み後の電話勧誘に関しては、実は一切ありません。

というのも自動車保険一括見積もりを経由して保険会社に保険見積もりを依頼すると、ハガキ(DM)またはメールにて保険見積もりや、オトクなプレゼントキャンペーンの案内が提示されるだけであり、あなたに迷惑がかかることはないのです。

仮にキャンペーンの案内が邪魔だと感じた場合でも、簡単に配信の停止依頼をすることができますから、やはり安心できると思ってください。

以上のことから自動車保険一括見積もりは、最短時間で最もお得な自動車保険を探し出すことができるだけでなく、「安心して利用することのできるサービスである」ということができるのです。

そのためぜひ一度、簡単な申込みをして利用してくださいね。

意外なほどお得な保険料が提示され、満足できること間違いなしですよ!

【2021年最新】自動車保険一括見積もりサイトのオススメ

ここまでお読みいただいて、「自動車保険一括見積サービスって結構いいかも」と思っていただけた方が次に気になるのは、じゃあ具体的にどこで一括見積もり取ればいいの?」ではないでしょうか?

正直、自動車保険一括見積サービスは「ただの窓口」に過ぎませんので、どのサービスで見積もりを取ってもあまり損得はありません。

自動車保険一括見積サービスには大小さまざまなサイトが存在していますので、あまりに新しかったり、運営会社がハッキリしないところは避け、

  • 運営会社が大きい
  • 長期に渡ってサービスが継続している
  • 多くの保険会社が加盟している

のポイントを満たすサイトを選ぶべきだと考えています。

そういう視点で筆者が選んだ自動車保険一括見積サイトをオススメ順でにしてみました。

実際に自動車保険一括見積もりを申し込みました!
下記のように各保険会社よりハガキで見積りが届きます。

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第1位:1998年から運営と一番の歴史をほこる「保険スクエアbang!」

保険スクエアbang!保険スクエアbang!
  • 最大19社から見積もりが取れる
  • 元東証マザーズに上場の株式会社ウェブクルーが運営(2017年現在は上場を廃止)
  • 1998年から自動車保険一括見積サービスを開始した、運営歴19年の老舗

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第2位:参加保険会社数がNo.1「保険の窓口インズウェブ」

保険の窓口 インズウェブ保険の窓口 インズウェブ
  • 最大20社から見積もりが取れる
  • 利用者累計900万人
  • 2000年に自動車保険一括見積サービスを開始した、17年の実績
  • gooランキング調べでは利用者数、使いやすいさ、わかりやすさ、安心度No.1(2016年4月調査)
  • SBIホールディングス(東証一部)が運営

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第3位:家電などが当たるキャンペーンを実施「価格.com 自動車保険」

価格.com 自動車保険 比較・見積もり価格.com 自動車保険 比較・見積もり
  • 最大18社から見積もりが取れる
  • 国内No.1の比較サイト価格.comが運営(※Nielsen Online 2016年4月調査)
  • 東証一部上場
  • 抽選で3ヶ月に一度20名に家電が当たるキャンペーンを実施

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一目で分かる!自動車保険一括見積もりの比較表

また、各サイトに加盟する保険会社とサイトの基本情報を整理してみました。

確認項目インズウェブ保険スクエアBang!価格.com
上場上場(SBIホールディングス)非上場(ウェブクルー)上場
サービス開始2000年1998年不明
利用料無料無料無料
一括見積入力時間5分5分5分
保険会社オリコン満足度ランキング最大20社最大19社最大18社
イーデザイン損保1位
セゾン自動車火災2位
ソニー損保3位
チューリッヒ4位
アクサダイレクト5位
AIU保険6位
三井ダイレクト損保7位
富士火災海上8位
SBI損保9位
日新火災海上10位
東京海上日動火災11位
損保ジャパン日本興亜12位
朝日火災海上13位
三井住友海上火災14位
そんぽ2415位
共栄火災海上16位
あいおいニッセイ同和17位
チャブ保険
セコム損保
ゼネラリ
全労済

※2024年3月時点の情報です。
※入力時間は筆者が実際に試した実績ですので、目安として参考ください。

この表を見ても、上位3サイト(保険の窓口インズウェブ、保険スクエアbang!、価格.com)は、ほとんどの評価上位の保険会社が加盟していることがおわかりいただけるかと思います。

正直なところ、1~2社ぐらいしか差がなく、上位保険会社はこの3サイトであれば参加しているので、どこを申し込んでも同じです。

そうなると逆に迷ってしまうかもしれませんが、一番歴史があり安心実績の「保険スクエアbang!」を筆者はオススメします。

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6.まとめ

以上、自動車保険の個人賠償に関する解説を終了しますが、最後に当ページの内容をまとめていきましょう。

  • 自動車保険の個人賠償は「日常生活を安心して送るため」に必要な特約で、自動車事故以外の事故の損害賠償を補償してくれる
  • 個人賠償は保険会社ごとに「無制限」や「1億円」が選択できるが、「1億円で保険料の安い自動車保険に加入するのがベスト」といえる
  • 個人賠償特約を付帯させる場合には、重複や別の保険契約の内容をきちんと確認すべき
  • 自動車保険一括見積もりなら、間違いなくお得な自動車保険が見つけられる

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